毎秒500フレームの高速撮影が可能に、産業用カメラシステム「TargetWatcher」が機能拡張 | RBB TODAY
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毎秒500フレームの高速撮影が可能に、産業用カメラシステム「TargetWatcher」が機能拡張

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カメラ1台で毎秒500フレーム、カメラ2台のシステムでも毎秒380~410フレームx2で高速処理を行うことが可能。走行する新幹線の乗客の顔を鮮明に記録できるほどの性能を持つ(画像はプレスリリースより)
  • カメラ1台で毎秒500フレーム、カメラ2台のシステムでも毎秒380~410フレームx2で高速処理を行うことが可能。走行する新幹線の乗客の顔を鮮明に記録できるほどの性能を持つ(画像はプレスリリースより)
  • XIMEA社が製造し、国内ではアプロリンク社が販売する「MQ003CG-CM」。VGA解像度(640×480ピクセル)の映像を毎秒500フレームで撮影することを可能にするカメラとなる(画像はプレスリリースより)
 イマジオムは11日、生産ラインや製造機械で発生するトラブルの原因究明に役立つ産業用カメラシステム「TargetWatcher」の機能を拡張し、毎秒500フレームの高速撮影に対応したことを発表した。

 今回の機能拡張は、XIMEA社の産業用カメラ「MQ003CG-CM」に対応させたもので、従来のカメラでは対応できなかった一瞬の事象も鮮明に記録してトラブル解決を可能としている。

 同社の「TargetWatcher」は、生産ラインや製造機械を監視・撮影し、トラブルを解決することを目的としたカメラシステム。汎用のハードウェアで構成されており、180万円からの低価格で導入できるシステムとなっている。

 今回、独・XIMEA社の産業用カメラ「MQ003CG-CM」に対応したことで、従来のシステムではVGA解像度で毎秒310フレームまでの対応だったのが、毎秒500フレームでの撮影が可能になる。

 運用方法は、「TargetWatcher」をXIMEA社の産業用カメラ「MQ003CG-CM」に接続するのみ。高速に動く対象物も鮮明に撮影・記録することができるようになっている。高速印刷機の中を搬送される紙の動きや、液状物の流れや粉末の飛散などをとらえることが可能とのこと。

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