あらゆる車両に対応する改良型ホームドア「どこでもドア」を開発…三菱重工グループ | RBB TODAY
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あらゆる車両に対応する改良型ホームドア「どこでもドア」を開発…三菱重工グループ

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本製品は国土交通省の鉄道技術開発費補助金を活用して開発されている。同省ではオリンピックが開催される2020年までにホームドアの設置駅を約800ヵ所に増やす方針を打ち出している(画像はプレスリリースのみ)
  • 本製品は国土交通省の鉄道技術開発費補助金を活用して開発されている。同省ではオリンピックが開催される2020年までにホームドアの設置駅を約800ヵ所に増やす方針を打ち出している(画像はプレスリリースのみ)
 三菱重工交通機器エンジニアリングは、マルチドア対応ホームドア「どこでもドア」を開発し、運用検証試験を開始したことを22日に発表した。

 列車の扉数・扉位置が異なる場合(2ドア、3ドア、4ドアの列車に対応)でもズレ幅に適応するホームドアで、人や荷物を感知するエリア検知センサーと連動して音声による注意を行ったり、扉の開閉動作を抑止することができるという安全性能を備える。

 安全性の向上を果たすと同時に、軽量化や据付期間の短縮によりトータルコストの削減も実現している。

 支柱にはプロジェクターまたはLEDを設置して、扉の強化ガラスに警告文字を投映したり、光による警告を表示することができる。

 同社では広島県の和田沖工場内に長さ約30mのプラットフォーム状スペースに戸袋付ドアと支柱タイプドアを設置し、2015年3月まで1年間にわたって有効性を検証していく。

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《防犯システム取材班/小菅篤》
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