フレーバービール市場を開拓……キリンとサントリーを試飲した 3ページ目 | RBB TODAY
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フレーバービール市場を開拓……キリンとサントリーを試飲した

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「フレビア」(向かって左)と「ラドラー」
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  • フレーバービール試飲会
  • フレーバービール試飲会
  • 「キリン フレビア レモン&ホップ」
  • 「サントリー ラドラー」
 いっぽう「ラドラー」の感想も、「苦味がなくカクテル感覚で飲める」「ビアカクテル風という意味でバランスはよい」「ビールを飲めない人にとっても飲みやすく、カクテルとしてはおいしいので、ビールが苦手の人にはウケる気がします」「レモネード割りで慣れた味だからか飲みやすい」「甘い割に後味はすっきり」と、商品企画どおりの反応。

 「しっかりビールのアルコール度数なので『飲んだ!』という気分になれそう」という評価もあり、「弱い人は気づくとかなり酔っていそう」ということにもなる。「香りを楽しみながら飲む感じが女性向け」「レモン系のお酒が好きな自分としては、飲みやすかったです。ビールと言われなければビールと気づかない飲み物かと」と、女性受けがよさそうだ。

 「飲み口にカットレモンを添えて、爽やかさを好みでプラス」「塩をひとつまみ入れてメキシカン」「夏には生姜と、追いライムシロップで夏バテ解消のエナジードリンクにアレンジ」という提案もあった。

●先行するキリンに意外な反応

 先行ブランドである「フレビア」について、キリンビールには市場からの反応がすでに上がって来ている。担当者によると、発売以降の売れ行きは順調だそうだ。「ユニークな商品性はいずれも評価をいただいている」という。

 そしてターゲットである若年層以外に、「ビールに高い関与のある主婦層などにも支持されていることに驚いています」という。彼女らは、家事の合間、ママ友会、最後の締めのお酒というように、従来のビールが食中酒として飲まれるのとは異なるシーンで「フレビア」を飲用しているそうだ。「今後はこのように多様なシーンで楽しみ方のある商品として、魅力を伝えたい」と担当者は語った。
《高木啓》
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