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ドコモ・auの次世代高速通信サービスに対応……サムスン「GALAXY S6シリーズ」が23日に発売

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国内発売に向けた記者発表会が開催された
  • 国内発売に向けた記者発表会が開催された
  • 日本発売が決まったGALAXY S6(左)、GALAXY S6 Edge(右)
  • サムスン電子ジャパンの阿部氏(右)、永田氏(左)
  • ドコモ版のGALAXY S6 Edge。背面にはドコモのロゴをプリント。GALAXYのロゴが刷新された。中央にある「Qi」のロゴはワイヤレス充電のタッチポイント
  • エッジスクリーンには頻繁にコンタクトをとる5名までの友人を登録しておける「ピープルエッジ」を搭載
  • エッジスクリーンは左右のどちらか片側に表示される
  • 四方側面はアルミニウム6013の高剛性素材を採用
  • リアカメラは16メガ。心拍センサーも引き続き搭載する
■両サイドが曲面デザインの「デュアルエッジスクリーン」を採用した背景とは

 両モデルともに、フロントとリアパネルにはガラス素材を採用し、サイドフレームはメタルが使われており、「二つの素材を高度に融合して美しいデザインを追求した」と永田氏はコメントした。

 メタル素材には剛性の高い「アルミニウム6013」を採用し、アルミニウムの中でも、飛行機の機体などにも活用されている特殊な材料であり、スマホに使われた製品は同シリーズが初めてなのだという。トータルで20段階以上のプロセスを経て素材を加工して、美しさだけでなく耐久性も高めたと永田氏は胸を張る。

 メタル部分はダイアモンドカッティングのプロセスによりダイアモンド型に成形。このプロセスを新たに採り入れたことで、グリップ感の向上につなげている。さらにこのメタル部分を、強度に優れる「ゴリラガラス4」でサンドイッチしたことで、外観に洗練と深みを与えた。

 ゴリラガラス自体が先代の「3」から約50%の強度アップが図られているので、薄型ながらより傷が付きにくくなっている。バックパネルはガラス層の下に光学フィルムを配置して、特殊な微細構造による光の乱反射を活かした輝き感のあるカラーリングに仕上げている。

 デュアルエッジスクリーンを採用した背景には「ユーザビリティの向上」と「持ちやすさの追求」があるという。人間工学に基づいた曲率が採用され、峡額縁デザインにもなったことからコンテンツ表示の見やすさもアップしている。

 永田氏は「このスクリーンを実現するために、800度の熱加工から15回にも及ぶ繊細な加工プロセスが必要だった。長年の研究開発の成果を、最高のスマホに反映させることができた」としながら、店頭のデモ展示などで多くの人々に触れて欲しいと呼びかけた。

 再び壇上に上がった阿部氏は、さらにS6シリーズのカメラ性能に関する説明を加えた。「カメラは今やスマホで最も大切な機能の一つ。世界中のお客様のカメラの利用シーンを研究して、製品開発にフィードバックしてきた。中でも最も重要なポイントである、暗い場所でも明るく撮れること、いつでも素速く撮れることがS6シリーズのストロングポイント」と阿部氏はアピールする。

 壇上ではGALAXY S6と、アップルのiPhone 6 plusで撮影した静止画・動画のクオリティ比較が披露される一幕もあった。「暗いところで撮影すれば、明確にクオリティの差が現れる。ユーザーの皆様のスマホライフが豊かになると確信している」と語る阿部氏のコメントからは、今までにも増してS6シリーズの完成度の高さを強く訴えかけようとする意志が垣間見えた。
《山本 敦》
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