新時代のdTVが発進……1000万人ユーザーを目指す | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

新時代のdTVが発進……1000万人ユーザーを目指す

エンタメ その他
NTTドコモとエイベックス通信が発表
  • NTTドコモとエイベックス通信が発表
  • 「dビデオ MIKATA Conference 2015 映像のミカタを考える。」
  • 「dビデオ MIKATA Conference 2015 映像のミカタを考える。」
  • エイベックス通信放送の千葉龍平氏
  • NTTドコモの中山俊樹氏
  • 新時代のdTVが発進……1000万人ユーザーを目指す
  • 「dビデオはこれからも進化を続けていく」(中山氏)
  • エイベックス通信放送の村本理恵子氏
 NTTドコモとエイベックス通信は、「dビデオ MIKATA Conference 2015 映像のミカタを考える。」において、同社の動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」の大幅なサービスリニューアルを22日より開始する。両社が2日に記者発表した。

 dビデオ powered by BeeTVは、エイベックス通信が運営し、NTTドコモがdマーケットで提供する定額制動画配信サービスだ。今回このユーザーインタフェースの刷新と、コンテンツを強化し、ブランド名を「dTV」(ディーティービー)に変更して、新たにスタートするという。dTVでは、月額540円で約12万点の作品を視聴できる。今回のサービスリニューアルのポイントは、ユーザーインターフェイスの変更や、予告編の自動再生機能、視聴履歴からオススメ作品をレコメンドしてくれる機能が追加されたこと。

 具体的な発表に先立ち、エイベックス通信放送の千葉龍平氏が挨拶を行った。「BeeTVは開局から6年を迎えた。この間にデジタル環境は著しく変化した。また今年から国内だけでなく、(Netflixのような)海外の黒船もやってくる。我々は競争が劇化するなかで、これを改革の機会と捉え、1年間の研究開発によって新しい(映像の)ミカタを考えてきた」。

 今回の改革は“砂漠の街に彩を届ける”というコンセプトで進めてきた。千葉氏は「あまたのプラットフォームにおいて、どんなコンテンツを見ればよいのか分からないというお客様の声も強く、なかなか日常でも感動や出会いが得られなった。そんな砂漠でも、ある日、目覚めるとそこがハワイになっていたり、軽井沢になっていたりと、dTVを通じて夢のある出会いや驚き、感動を届けられることをモットーに4つの改革を行った」と述べ、4つの改革の概要について簡単に説明した。

 筆頭に挙げられるのがコンテンツの拡充だ。こちらは驚きのコンテンツを用意したという。2つ目はユーザーインタフェース(UI)の強化だ。単なるコンテンツの羅列ではなく、見ているだけで出会いと感動と喜びがあるものに刷新した。3つ目がレコメンドを含めた動画検索機能を搭載し、まだ出会ったことのないコンテンツをユーザーの趣味趣向に合わせて提示してくれるという。そして4つ目が専用ターミナルだ。これはITリテラシーが低いユーザーでも、テレビで作品を楽しめるように配慮したものだ。

 続いてNTTドコモからは、同社の中山俊樹氏が登壇した。「BeeTVを提供して6年。2年前にはdビデオになり、460万のお客様に視聴いただけるようになった。そのdビデオがいよいよ大きなチャレンジを迎える。我々は、dビデオに3つの進化を与えたいと考えている。1つ目はユーザーインターフェイス、2つ目はテレビでゆっくり見られる専用ターミナル、3つ目はリッチでユニークなコンテンツの強化だ。dビデオはこれからも進化を続けていく」とコメントした。

 またエイベックス通信放送の村本理恵子氏は、 dTVの“3つのP”について説明。3Pとは新しいライフスタイル体験を実現する「PAINLESS」「PERSONAL」「PREMIUM」というバリューだ。村本氏は「映像のミカタを変えることが大きなキーワード。PAINLESSは価格を安く、使いやすくすること。PERSONALは専用放送局として、個人に合った楽しさを提供すること。そしてPREMIUMはdTVでしか視られないプレミアムコンテンツをお届けすること。そのような中で、自分が選ばなくてもオススメ番組を選んでくれる機能や、好きな番組に出会えるユーザーインタフェース、スマホ/PC/テレビでより見やすくする工夫、圧倒的なコンテンツを用意した」と述べた。

 さらにエイベックス通信放送の山下智正氏が目玉の1つ、ユーザーインターフェイスとレコメンデーション機能、4月22日から提供されるターミナルについて紹介した。ユーザーインターフェイスは「ザッピングUI」と呼ばれるもので、フリックで手軽に番組を選べる機能だ。画面上部のチャンネルバーを左右にフリックするだけで、ジャンルを切り替えられる。ジャンルには「海外ドラマ」「国内ドラマ」「韓流・華流」「BeeTV」「キッズ」「アニメ」「洋画」「邦画」「ショートショート」「音楽」「教養・バラエティ」「レンタル」の12チャンネルがあり、セレクトするたびに予告動画が流れる仕組みだ。

《井上猛雄》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top