コミュニケーションロボットを活用した「高齢者支援サービス」実験がスタート
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
都道府県サイトの障害者・高齢者配慮、80万ページ超がJIS最低限に届かず
-
簡単設置で在宅介護の負担を減らすセンサー&カメラ見守りシステム
このサービスは、コミュニケーションロボットが要介護高齢者と対話することで、介護支援をするというもの。実験では、入居している高齢者の音声データを、生活環境に設置した離床センサー、人感センサーのデータとともに、NTTデータが研究開発中のクラウドロボティクス基盤にネットワーク伝送する。さらに収集したデータを統合的に解析し、利用者の生活状況を認識し、利用者とコミュニケーションロボットの対話促進や声がけを実現するという。これにより、安否確認や転倒予防、服薬確認等の見守りを行う。
ヴイストンのコミュニケーションロボット「Sota」を、クラウドロボティクス基盤へネットワーク接続することで、介護者の業務負担の軽減効果、コミュニケーションロボットとの対話誘発効果などの検証を実施。効果測定は、ユニバーサルアクセシビリティ評価機構の協力のもと進める。
実施期間は3月25日から5月29日の2か月間。施設に入居する高齢者2名、介護職員4名、ケアマネージャ2名、医師1名、看護師1名 計10名程度が参加する。
実験終了後は、6月より在宅環境で実証実験を行う予定。本実証実験の成果をベースにさらなる検証を進め、2016年度を目途に商用化を目指す。