【CEATEC 2014 Vol.6】オムロンの大型新人「卓球ロボット」……人に優しいセンシング&コントロール技術[動画] | RBB TODAY

【CEATEC 2014 Vol.6】オムロンの大型新人「卓球ロボット」……人に優しいセンシング&コントロール技術[動画]

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相手が打ち返しやすい球をリターン!
  • 相手が打ち返しやすい球をリターン!
  • 人間やラケットの動きをキャッチするセンサ《撮影 大野雅人》
  • オムロンのコア技術「センシング&コントロール」を紹介《撮影 大野雅人》
  • 液体などを揺らさず高速に運ぶ「振動抑制技術」《撮影 大野雅人》
  • オムロンのコア技術「センシング&コントロール」を紹介《撮影 大野雅人》
  • オムロン、期待の大型新人!?「卓球ロボット」《撮影 大野雅人》
  • オムロンのコア技術「センシング&コントロール」を紹介《撮影 大野雅人》
  • オムロンのコア技術「センシング&コントロール」を紹介《撮影 大野雅人》
 オムロンは、「CEATEC JAPAN 2014」(10月7~11日、幕張メッセ)で、同社コア技術「センシング&コントロール」の応用例として、日本初上陸となる卓球ロボットをデモ展示。人間と見事なラリーを繰り広げる“同社所属選手”に多くの人が見入っていた。

 この卓球ロボットについて同社は「相手の人間と長くラリーが続けられるように、人が打ち返しやすい場所へ返球してくれる。オムロンが目指す“機会が人に合わせる”ことを示す心優しいロボットだ」と語る。

 相手の打球をとらえ、ラケットで優しく打ち返す仕組みについて同社はこう説明する。

 「2種類の画像センサで、人の位置、人とラケットの位置、3次元での打球の位置と速度をまず計測。次に、ロボット側に向かってくる球の軌道と速度を予測。さらに予測した情報をもとにロボット側のラケットの軌道を計算。その結果情報を(既存の)産業用ロボットに送り、1/1000秒単位で制御させる。そして、相手と同様の速度で打ち返しやすい場所に返球してあげる」

 こうした技術は、同社が長年にわたって培ってきた「センシング&コントロール」がベースにあるという。これまで、同社のセンシング&コントロールは、工場のオートメーション化をはじめ、家電・通信・自動車用電子部品、社会システム、健康医療機器などの進化に貢献してきた。

 また、同社ブースでは、産業・社会・生活の領域で「センシング&コントロール」を駆使した可能性が紹介されている。社会領域では、衝突直前警報や雨降り検出、オートライト検出を一体化した「マルチオプティカルセンサ」や橋梁の老朽化や異常個所を診断・推定する「構造物モニタリングソリューション」を、生活領域では、顔認識技術を搭載したセンサデバイスや、日々の診察を支援する新しい血圧管理の仕組み「メディカルリンク」など、合計10種類以上の可能性が紹介されていた。

 さらに、今後の展望について同社は、「これまでオートメーション機器は、人に代わって作業をするというレベル。しかし、これからの機会は、人の動きの意図を把握したり、人の意思を理解して状況に合わせて人を支援するようになる。オムロンはこのコア技術に、新たに自ら考える『Think』の概念を加え、より賢く価値に変換することに挑戦していく」と語っていた。

卓球ロボット


制振制御


制振制御

《大野雅人》

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