NEC、保守員にかわり上水道の漏水をビッグデータで把握するシステム | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

NEC、保守員にかわり上水道の漏水をビッグデータで把握するシステム

エンタープライズ その他
イメージ
  • イメージ
 NECは、上水道の漏水状況を検知する「漏水監視サービス」の販売を開始した。

 上水道管に漏水の微細な振動を把握できる通信機能付センサを多数接続し、センサから得られたビッグデータをクラウドシステムで解析する。これにより、住民からの通報や専門保守員が現場で発見していた漏水を、システム画面上で常時監視できることで、早期に発見して初期段階でくい止めたり、ガス管への影響や道路陥没など二次被害を防ぐことがでできるとしている。

 データの収集はモバイル型受信機を搭載した自動車や野外に常設する固定受信機で行う。受信機からインターネットを介してNECのデータセンタ内のクラウドシステムで分析可能だ。漏水分析を行うシステムは、上水道管路に設置した複数のセンサの情報(漏水特有の振動)を相関分析し、漏水箇所を精緻(約1メートル範囲)に特定可能だ。

 同サービスは、新潟県柏崎市で実証を行っており、効果を確認しているという。
《RBB TODAY》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top