【レビュー】サムスン GALAXY Tab S 登場、速さと薄さを検証 | RBB TODAY

【レビュー】サムスン GALAXY Tab S 登場、速さと薄さを検証

 サムスン電子は8月1日、Androidタブレット「GALAXY Tab S」を発売する。実売価格は8.4インチモデルが4万8000円前後、10.5インチモデルが6万4000円前後。

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GALAXY Tab S。
  • GALAXY Tab S。
  • GALAXY Tab Sで高解像度の写真を表示したところ。赤や緑が色濃く表示されている。
  • 「Kindle」アプリの標準文字サイズで小説を表示。ここまで寄って、ようやく文字のひとつひとつが緻密なドットで構成されているのが分かる。
  • ディスプレーの視野角もチェック。多少の色のクスミが出るが、さほど影響は感じられない。
  • 横方向から視野角を試しても、大体同じ印象。
  • GALAXY Tab Sのベンチマーク結果。
  • GALAXY Tab 7.7 Plusのベンチマーク結果。
  • 「OfficeSuite 7 +PDF&HD」でパワーポイントのファイルを表示。
 サムスン電子は1日、Androidタブレット「GALAXY Tab S」を発売した。実売価格は8.4インチモデルが48,000円前後、10.5インチモデルが64,000円前後。

 このモデルはサムスン電子のタブレットでもフラッグシップとなるモデル。国内では従来のような3Gモデルの取扱いはなく、Wi-Fiモデルのみの販売となり、全国の家電量販店にある「GALAXY SHOP」などで購入することになる。今回は10.5インチモデルのファーストインプレッションをお届けする。

■高精細かつ色彩豊かなディスプレイ

 GALAXY Tab Sはディスプレイに「スーパー有機EL(Super AMOLED)」を採用している。これは同社の最新スマホ「GALAXY S5」でも採用されているディスプレイで、解像度は2560×1600ドット。このクラスではいちばん人気の「iPad Air」が2048×1536ドットなので、完全に同モデルを上回った。画面表示の精細さを表すDPIもiPad Airが264dpiなのに対し、GALAXY Tab Sは288dpiと、より緻密な表示が可能となっている。

 そこで、「Kindle」アプリを利用して文章を表示してみたが、低解像度なディスプレイにありがちな文字のにじみは全く感じられなかった。ここまで解像度が高くなると、画面に顔を近づけてもドットが全く確認できない。このサイズのタブレットなら、もうこれ以上の解像度はいらないのでは? そう思わせるような精細さである。

 さらに、有機ELディスプレイは発色の良さでも定評がある。試しに普通の液晶ディスプレイと比較してみたが、色の濃さや鮮やかさは明らかにGALAXY Tab Sが上だった。液晶ディスプレイはどこか白飛びを感じさせるが、このディスプレイにはそれがなく、色がクッキリ見える印象がある。

■ついに登場したオクタコアCPUの性能は?

 また、スペックで注目なのは、CPUに同社独自の「Exynos 5 Octa」が搭載されていること。日本のモバイル端末でははじめてのオクタコア(コアが8個)となるが、クロック周波数はコアによって異なる。半分が1.9GHz、もう半分が1.3GHzとなっており、端末の動作状況に応じて使用するコアを選択。電力を効率よく消費するという仕組みだ。

 では、高負荷時の動作速度はどうだろう? 2年前にドコモから発売された「GALAXY Tab 7.7 Plus」と比較したところ、ベンチマークアプリの「AnTuTu Benchmark」の総合スコアーで3倍以上。CPUの浮動小数点演算においては、実に7倍以上の差が出た。

 筆者の経験上、端末の性能差が出るGoogleの「マップ」アプリを使ってみても、やはり画面表示の滑らかさで明らかな違いが出てくる。もちろん、光ファイバー環境にWi-Fi接続してのテストなので通信速度には問題ないはずだが、旧モデルではスクロールや拡大縮小の際に表示がカクついた。その点、GALAXY Tab Sは指を動かした分だけ、画面表示が滑らかに追従してくる。

《丸田》

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