北極海航路、昨年より1ヵ月早く開通へ……利用が活発化 | RBB TODAY

北極海航路、昨年より1ヵ月早く開通へ……利用が活発化

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北極海の海氷分布(7月22日時点)と、過去の航路開通期間(棒グラフ黄色部分)および2014年の開通予想期間(赤・青色部分)
  • 北極海の海氷分布(7月22日時点)と、過去の航路開通期間(棒グラフ黄色部分)および2014年の開通予想期間(赤・青色部分)
  • 海氷域面積推移(年別)
 ヨーロッパや北米の大西洋岸と太平洋とを最短距離で結ぶ航路が北極海航路だ。ウェザーニューズのグローバルアイスセンターは7月23日、2014年の北極海の海氷傾向を発表した。北極海航路の商業航海や海域・沿岸での資源開発の動きは年々活発化している。

 ウェザーニューズによると北極海の海氷は、例年通り5月下旬から融解が始まり、現在まで過去数年と同程度のペースで減少している。北極海航路についてはロシア側の北東航路、カナダ側の北西航路ともに8月中に開通し、昨年よりも約1ヵ月早い航路開通となる見込み。

 ウェザーニューズの予想では、今後の北極海の海氷は、北極海の本格的な夏季に向けて融解が加速し、一年のうちに最も海氷が融ける9月頃の海氷域面積は、昨夏以上に縮小する。ただし、観測史上最小となった2012年を下回る可能性は低いという。再び海氷が結氷し始める10月上旬まで、海氷域に入ることなく北極海の航海が可能となる見込み。

 ロシアのNSRA(北極海航路管理局)によると、ロシア側の北東航路の通行許可を得た船舶は7月22日時点で400隻を超え、船舶の北極海航路利用の動きが活発だ。
《高木啓》

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