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台風第8号、10日に九州接近または上陸か

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台風第8号、10日に九州接近または上陸か
  • 台風第8号、10日に九州接近または上陸か
 気象庁予報部は9日21時50分、台風第8号に関する情報(第84号)を発表した。台風は9日21時現在、長崎県五島列島福江島の南西約160kmを15km/hの速さで東へ進んでいる。鹿児島地方気象台や福岡管区気象台は、10日に九州にかなり接近または上陸するおそれがあるとしている。

 台風の中心は、明日10日9時には熊本県水俣市付近に達すると予想されている。21時には和歌山県潮岬の西約60km、11日21時には北海道襟裳岬の南東約120kmに達する見込み。

 9日21時現在、台風第8号の中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心の東側220km以内と西側70km以内では風速25メートル以上の暴風となっている。また、中心の東側600km以内と西側390km以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 台風の中心は、12時間後の10日9時には水俣市付近の北緯32度10分、東経130度30分を中心とする半径90kmの円内に達する見込みだ。中心の気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想される。予報円の中心の南東側300km以内と北西側170km以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれ。

 鹿児島地方気象台の17時07分の発表によると、台風第8号は九州の西海上を東よりに進み、福岡管区気象台の17時00発表によると、10日明け方から昼前にかけて、九州に接近し上陸するおそれがある。これらの地方では暴風やうねりを伴った高波、高潮、大雨、土砂災害に警戒が必要。沖縄気象台も16時34分の発表で、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒を呼びかけている。また沖縄本島地方の沿岸の海域では大しけとなっている。
《高木啓》
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