Tポイント・ジャパンとヤフーは15日、東京都世田谷区祖師谷の“ウルトラマン商店街”において、ポイントサービス「Tポイント」を用いた地域活性に取り組むことを発表した。18日より展開を開始する。 3つの商店街(祖師谷みなみ商店街、祖師谷商店街、祖師谷昇進会商店街)で構成される、通称“ウルトラマン商店街”に「Tポイント」を導入し、商店街の活性化につなげる。開始当初の提携店舗数は41店舗。 具体的には、「Tポイント」導入に賛同した各店舗に「Tポイント」専用端末「T-UNIT3」を設置し、商店街利用客が「Tカード」を提示して買い物をすると「Tポイント」が貯まって使える他、さまざまな特典が得られる。さらに、ヤフーが新たに開発した商店街向けスマートフォンアプリ「Y!トクfrom Yahoo!JAPAN(仮称)」を、7月1日から提供する。「Y!トクfrom Yahoo!JAPAN(仮称)」では、「Tポイント」を貯めるごとに「くじ」や「スタンプ」を得られる。都度起動する必要がなく、「Tカード」を提示しての買い物の際に、自動で利用者のアプリに反映する仕様になっている。 店舗は利用客の来店や来店実績をもとに、アプリを通してイベント情報やクーポン、セール情報を発信可能。今後は、近距離無線通信技術Bluetoothの拡張仕様の1つであるBLE(Bluetooth Low Energy)を応用した販促施策等も検討中。