2台目テレビはタブレットの時代:スマートテレビサービスを試す……Smart J:COM Box | RBB TODAY
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2台目テレビはタブレットの時代:スマートテレビサービスを試す……Smart J:COM Box

ブロードバンド 回線・サービス
日本初という複数チャンネルの動画サムネイル
  • 日本初という複数チャンネルの動画サムネイル
  • 番組表もジャンル別色分けなど工夫が多い
  • VODのインデックス画面
  • タブレットによる視聴も可能(Xperia Tablet Z)
  • タブレットのホーム画面(Xperia Tablet Z)
  • タブレットのホーム画面(MediaPad 7 Youth)
  • 出演者DBをドリルダウンして、出演番組や作品を検索
  • ライフスタイルを大きく変える(かもしれない)タブレット視聴
 2月にサービスが開始されている「Smart J:COM Box」は、タブレットでJ:COMの多チャンネルサービスやVODコンテンツが視聴できるプランがあることが特長で、さらに視聴用のタブレットが10万台まで0円となるキャンペーンと相まって、非常に好調だと聞く。

 とはいうものの、無料端末のキャンペーンだけで売れているのでは、多チャンネルテレビ、VODサービスとしての評価とはならない。長い目でみれば利用者や事業者にとってもメリットはない。そこで、実際のSmart J:COM Boxのサービスの使い勝手やタブレット視聴の実用性などはどうなのか、同社の協力を得てリモコンやタブレットを使ってみた。長期間のテストというわけではないが、機能や使い方などレビューしてみた。

●キャンペーンにはXperia Tablet Zのプランもある

 J:COMでは、以前からKDDI開発のSmart TV Boxというセットトップボックス(ケーブルテレビチューナー)があり、こちらでもタブレット視聴が可能だった。Smart TV Boxでは100Mのネットが必須であったが、Smart J:COM Boxでは、160M/40M/12M/1Mからネットサービスが選べるほか、ネット回線は他社という選択も可能となっている。

 タブレットレンタル料が0円となるキャンペーンは、テレビ・インターネットを含む指定プラン、および「おまかせサポート」をセットで契約する必要がある。また、端末代が実質無料となるため、2年契約が必須となる。これらの対象条件を満たせば、基本工事費、タブレットレンタル料が無料となり、テレビサービス(ケーブル多チャンネル、VOD)、ネット、電話サービスの月額負担のみで、タブレットとその視聴環境をゲットできる。また、契約プランによっては、月額料金の割引やキャッシュバック特典もあるようだ。

 支給されるタブレットは、HUAWEIのMediaPad 7 Youth(7インチ)だ。ソニー Xperia Tablet Z(10.1インチ)も選択可能で、こちらはキャンペーン対象でも初期費用の15,000円が無料になるだけで、月額レンタル料である1,500円は発生する。ただし、機対象条件である2年の契約期間が終了すれば、タブレットは自分ものとなるので、市場価格で5万円以上(Amazonでは56,400円)するXperia Tablet Zが36,000円(1,500×24)で入手できると思えば安いといえるだろう。

 なお、iPad、iPhone用のアプリも用意されているそうで、希望すればこれらのデバイスでもJ:COMコンテンツを視聴できる。

●STBはWi-Fi内蔵ですべてセットアップされたタブレットが手元に

 Smart J:COM Boxで番組やコンテンツを視聴するには、黒色のSTB本体が必要となる。本体にテレビやモニタをHDMI端子で接続すれば、通常のケーブルテレビのサービスとして番組やVODを見ることができるが、タブレットで視聴する場合はWi-FiでSTBに接続する必要がある。

 キャンペーンのプランにはWi-Fiも含まれているので、接続環境を自分で用意する必要はない。機器の接続、タブレットのアプリインストール・設定など、自分で作業しなくても大丈夫だ。既に自宅にWi-Fiのアクセスポイントがある場合はそれを活かす事も可能だ。

《中尾真二》
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