「独りよがり」「お金の無駄」……“出直し市長選”に対する大阪在住の既婚女性の反応 | RBB TODAY
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「独りよがり」「お金の無駄」……“出直し市長選”に対する大阪在住の既婚女性の反応

エンタメ 調査
「既婚女性に聞いた2014年大阪市長選挙に関する意識調査」
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 橋下徹市長の辞職にともない23日より投開票される大阪市長選挙。関心が高かった前回の市長選と打って変わって、いまひとつ盛り上がりに欠ける現状が指摘されている今回だが、大阪市在住の人々はどのように捉えているのか---。

 パイプドビッツの政治・選挙プラットフォーム「政治山」が、大阪府在住の既婚女性を対象に調査し、181名から回答を得た「既婚女性に聞いた2014年大阪市長選挙に関する意識調査」では、「橋下市政には一定の評価があるものの、出直し選挙は低評価」という結果となっている。

 今回の調査対象者の支持政党は、やはり橋下氏のお膝元ということで日本維新の会が13.3%と最も高く、自由民主党(11.6%)を上回る。ただ、59.1%は支持政党なしと回答しており、半数以上が支持政党を有していないという状況だ。

 橋下市政への評価については、「高く評価する」「評価する」が合計で41.4%、「評価しない」「まったく評価しない」の合計が33.2%。自由記述では「この人ならやってくれそうだし、唯一、有言実行に近づく方がからです」「橋下氏の考えは理解できるが拙速すぎて付いていけない感じがする」などの意見が寄せられており、橋下氏個人への評価が橋下市政自体への評価につながっていることが伺える。

 そして辞職・出直し選挙については「評価しない」が51.4%、「どちらでもない」が33.7%という結果となり、今回の大阪市長選挙が行われることへの評価は極めて低いことが判明。自由記述においても「大義が無く独りよがり感が強い」「辞職してまた選挙に出るなんてお金の無駄」「大阪都構想って何?というレベルの人が大多数の今の現状をふまえると、選挙の意味がない。まず、市民に向けて、丁寧に分かりやすく説明する事が大事」など、選挙の意義について強い疑義を提示する声が多数寄せられている。

 では、前回は府知事選とのW選挙となり全国的な注目を集めた市長選だが、今回はどうだろうか。

 大阪市の居住者に今回の選挙は投票に行くかをたずねたところ、「必ず行く」「行くつもり」と回答者の合計が54.2%で、「気が向けば行く」が10.2%、「行かない」が23.7%という結果。自由記述においても「野党が立候補者を立てないので意味がない」「議会のバランスは変わらない」「今の時期でなくても良いと思う」というコメントが寄せられており、大阪市長選挙に対する有権者意識を啓発し、投票率を向上させることが重要のようだ。

 また、新市長に求めることを自由記述で回答した結果「財政の無駄をなくして、有意義なお金の使い方をしてほしい」「グダグダ言わずさっさとやる。市民の生活改善を一に考えるべき」「本当に市民の為になる政治をお願いしたい」などの声が多く、「力強いリーダーシップを発揮しつつ、市民と寄り添う市長」を求める大阪府民像がうかがえた。
《花》
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