アクション俳優のヴィン・ディーゼルが主演映画『リディック:ギャラクシー・バトル』のための、少し変わった役作りについて明かしている。 本作は、銀河最凶のワル・リディックが、腕利きの賞金稼ぎや未知なる生命体の大群の急襲を受けながら、辺境の惑星からの脱出を図るSFアクションシリーズ最新作。 リディックを演じているヴィン・ディーゼルは、『ワイルド・スピード』シリーズをはじめ“肉体派”俳優として知られているが、本作は身体作り以前に、メンタルトレーニングが求められたという。惑星に一人取り残されるという展開に備え、「森に数か月入って、自分を孤独にすることから始めた」と、想像を超えるトレーニングを暴露。さらに「夜遅く月に向かい、『キャラクターに効果がありますように!』と祈りながら、月に語りかけるんだ!」と意外なエピソードも披露した。 そのほか、平均的な体をしているリディックと、過酷なサバイバルを経て鍛えられた体のリディック、2パターンの体を一週間で作り上げることも監督のデヴィッド・トゥーヒーに求められたそう。「僕は1週間で怠惰な、以前のリディックとは違う身体を準備し、それから星に行き、元のリディックに近い身体を撮影するためにコンディションを戻さなくてはならなかった。そんなことを要求した監督はいなかったよ!」と振り返った。 『リディック:ギャラクシー・バトル』は3月8日より丸の内ルーブル他全国ロードショー。