【NTT R&Dフォーラム2014 Vol.4】10年動き続けるM2MアクティブRFモジュール | RBB TODAY

【NTT R&Dフォーラム2014 Vol.4】10年動き続けるM2MアクティブRFモジュール

ブロードバンド テクノロジー

あまりに小さいので拡大モデルで展示を説明
  • あまりに小さいので拡大モデルで展示を説明
  • 5mm角のデバイスにソーラーパネル、アンテナ、RF部が詰め込まれている。ビーコンとしては半永久的に動かすことが可能
  • 受信部の工夫は必要だが10m前後の距離と通信が可能
 IoTやM2Mなどの技術でポイントとなるのはセンサーモジュールの小型化だ。RFIDのようなパッシブなデバイスではなく、自分で信号を発する場合、電源やアンテナなど小型化がなかなか難しい。

 NTTがR&Dフォーラムで展示していたモジュールは、ナノワットレベルの低消費電力でバッテリーをほとんど消費しなくても稼働できるという。通常のボタン電池なら5年から10年の連続動作が可能だそうだ。これは、電池の自然放電と大差ないレベルだ。

 通信方式は独自開発の特殊なパルス変調によって低消費電力を実現した。使用する周波数は250MHzで、電波の到達範囲はおよそ10mまで可能だという。超小型の太陽電池とキャパシタを使えば、半永久的に電波を発信することも不可能ではない。ただし、この状態で発信できるデータはデバイスのIDなど簡単な固定データが基本となる。つまり、ビーコン的な使い方だが、ビーコンタグはM2MやO2Oといった分野で注目されている技術だ。

 センサーデータやなんらかの処理を行ったデータを送信する場合は、別に電子回路やプロセッサが必要となる。これは小型化できてもボタン電池など電源は必要となるが、この場合もRF部の電力消費はあまり考える必要ない。

 構造がシンプルで量産もしやすそうなので、今後の応用が期待できる。
《中尾真二》

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