PRサービス・マーケティングサービスを提供するアウル(東京都港区)は23日、企業の広報・マーケティング担当者向けに、メディアとの接触履歴を管理するクラウドサービス「accera relation(アクセラ リレーション)」を公開した。 広報・マーケティング担当者は、複数のメディアと多くの情報のやり取りを行なっている。履歴管理を怠ると、誤って不適切なメディアへプレスリリースを送付してしまったり、複数の広報・マーケティング担当が記者へ同一内容の連絡をしてしまったりする。 「accera relation」ではメディアをジャンルごとにリスト化できるだけではなく、記者とやり取りしたすべてのコンタクト履歴を管理できる。今までエクセルで作成していたようなメディアリストも、クラウド型のDBに置き換えることで、同時に複数人が履歴を更新できる。 従来よりアウルがサービスを提供しているメール一斉送信クラウドサービス「accera mail」と、23日に公開した「accera relation」とを連携することで、指定した記者に対してプレスリリースの送信予約ができる。メール送信予約機能やファイル添付機能に加えて、宛名差し込み機能を使うことで個別にメール文面を作成できる。 さらに、「accera reseach」と連携することで、記者発表会やメディア向けイベントなどの参加可否を、ウェブ上において集計管理できる。 「accera relation」では、ユーザーが設定した項目に合わせCSV形式で記者情報を一括インポートでき、メディアジャンルや記者の興味など、任意にグルーピングすることが可能だ。また、電話やメールなどのコンタクト履歴を記者にひもづかせて管理できる。 「accera relation」は広報・マーケティングシーン以外の使い方もできる。営業シーンなら、顧客情報を接触履歴としてDBに蓄積できる。「accera reseach」との連携でCS調査も行なえる。人事総務シーンなら、社員の研修参加履歴やテスト結果などをDBに一元管理できる。 「accera relation」には、「accera mail」のライセンスが標準で含まれており、月額8万円から利用できる。「accera research」のライセンスを付与した上位パッケージ「accera relation plus」は、月額12万円からの金額設定。1カ月間のトライアル版もあり、トライアル中に作成したDBやリサーチ、メール本文などは、本番環境に引き継ぐことが可能だ。
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