【SPEED TEST】年始の明治神宮で速度調査……ドコモ150Mbpsエリアが拡張 | RBB TODAY

【SPEED TEST】年始の明治神宮で速度調査……ドコモ150Mbpsエリアが拡張

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初詣の参拝客で賑わう明治神宮
  • 初詣の参拝客で賑わう明治神宮
  • 本殿周辺での速度調査の結果
  • ドコモ端末が下り/上りともに安定した通信速度を記録した
  • ドコモの1.7GHz帯用アンテナのイメージ
  • ドコモの1.7GHz帯用アンテナのイメージ
 2014年の正月三が日は好天に恵まれた東京都内。今回RBB TODAYでは朝から年始の参拝客で賑わう明治神宮を訪ね、3キャリアが提供するLTEサービスの速度調査を行った。

■受信最大150Mbpsエリアが明治神宮周辺にも対応

 明治神宮最寄りの原宿/神宮前地域は、ドコモが昨年からスタートした1.7GHz帯ネットワークによる受信最大速度150Mbpsの高速LTEサービスのカバーエリアとなっている。

 ドコモの担当者に訊ねたところ、既に東京都内では12月末までに山手線のほぼ全駅が150Mbpsエリア対応を完了しているという。明治神宮周辺エリアについては、原宿駅から約300mほど離れたファッションビル「ラフォーレ原宿」の屋上に設置した1.7GHz帯用アンテナで高速通信を提供。他にも周囲に設置した2GHz/800MHz帯アンテナを併用しながら、明治神宮境内をカバーするLTEネットワークを張り巡らせ、電波品質を高めている。

 さらに年末年始には通常よりも多くの参拝客が訪れ、電波がつながりにくくなることが予想されることから、ドコモでは“初詣対策”として各アンテナの方向を明治神宮側に振り向けるなどして品質改善に努めていると同担当者は説明する。

 ドコモの神社・寺院におけるエリア対策については、今年は明治神宮のほかに、関西では伏見稲荷大社と住吉大社、東海は熱田神宮、北海道では北海道神宮で実施された。明治神宮と同様に1.7GHz帯の150MHzエリアサービス圏内となっている熱田神宮のほか、他の三社にはLTE対応の移動基地局車両を派遣して電波強化に取り組んだ。

■ドコモが下り平均60Mbps越えで圧倒

 今回の速度調査は3キャリアのiPhone 5cを用意。それぞれに「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを導入してテストを行った。実施日時は1月3日の午前8時半から9時ごろ。計測は多くの人々が集まるJR原宿駅前、明治神宮敷地内の「大鳥居」と「本殿周辺」の3箇所をサンプルに設定。各箇所で3回ずつ計測し、上り/下りの通信速度データから平均値を導き出した結果を掲載している。

 原宿駅「表参道口」改札を出て、横断歩道の周辺から調査を開始した。下りではソフトバンクが39.00Mbps、auも27.91Mbpsと好記録を残すものの、ドコモが65.19Mbpsと圧倒的な速度で上回り、トップに立った。ドコモは下りの3回の計測でいずれも60Mbpsを上回り、スピードだけでなく安定感の高さも印象づけた。上り通信の数値はソフトバンクが18.92Mbpsと他のキャリアをわずかにリードした。

 明治神宮の境内に移動して、徒歩で100mほど進んで辿り着いた大鳥居の下で2回目の計測を実施した。ここでも下りの数値はドコモが65.01Mbpsと圧勝。ソフトバンクも25.29Mbpsと十分なスピードを記録したが、auは9.64Mbpsと1桁台に止まった。この場所では上りの通信速度もドコモが13.06Mbpsとトップに立ち、ソフトバンクの4.89Mbps、auの2.73Mbpsを引き離す結果となった。

 3回目の計測は多くの参拝客で混雑する本殿周辺でチェック。下りの速度はドコモが61.66Mpbs、ソフトバンクが32.27Mpbs、auが9.72Mbpsとなった。上りの数値はソフトバンクの11.48Mpbsに続いて、ドコモが8.09Mbps。auが2.60Mbpsとやや伸び悩んだ。

 今回は原宿・明治神宮周辺で特に人口密度が高そうな3つのポイントで計測値を実施した。もちろんこの結果は日時など条件により変わってくることも考えられるが、今回のテストで特筆すべきポイントは、3箇所/3回ずつの計測結果で全体の平均値を割り出してみても、ドコモが下りで63.95Mbpsとまんべんなく高い数値を記録し、ソフトバンクの32.18Mpbsを大きく引き離したことだ。計測ポイント以外に明治神宮境内を移動中しながらランダムに計測してみても、下りで50Mpbs前後と安定して高い通信速度を記録した。今回のテスト結果からも、ドコモのLTEネットワークの環境整備が都内で着実に進んでいることが明らかになったと言えるだろう。今年もキャリア各社によるエリア対策の競争はますますヒートアップしそうだ。ユーザーとしてはネットワークサービスの使いやすさがさらに高まることを期待したい。
《山本 敦》

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