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CTC、東南アジアでクラウド技術検証の実証実験を開始

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実証実験システム全体図
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 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月0日、グループ会社であるマレーシアのCTC Global Sdn. Bhd.とシンガポールのCTC Global Pte. Ltd.と共同で、クラウド連携の実証実験を行うことを発表した。2014年1月から開始する。

 この技術は、遠隔地にある複数のデータセンターにあるクラウド環境を連携するもの。SDI(Software-Defined Infrastructure)技術により、データセンター内のサーバ、ストレージ、ネットワーク等の各ITリソースを自動的に管理する。これにより複数のデータセンターを仮想的に1つに統合する「自律型データセンター(Autonomous Datacenter)」を目指すという。

 具体的には、データセンター内の各機器をソフトウェアで自動制御する技術を用いて、マレーシアとシンガポールのクラウド環境を統一的に制御し、サービスの負荷分散や、日本を含めた遠隔バックアップの実証実験を行う。この結果を踏まえ、マレーシア、シンガポール、日本の3ヶ国を連携させたオンプレミス型のクラウドソリューションを販売する予定。

 すでに国内では8月に、CTCの横浜と神戸のデータセンターで、自律型データセンターの実現に向けた実証実験を行い、ソリューションの提供を開始している。
《冨岡晶》
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