絶版の伝説的SF小説「エンダーのゲーム」、新訳版刊行 | RBB TODAY
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絶版の伝説的SF小説「エンダーのゲーム」、新訳版刊行

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「エンダーのゲーム」[秋赤音イラスト版]&[映画ビジュアル版] (c) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
  • 「エンダーのゲーム」[秋赤音イラスト版]&[映画ビジュアル版] (c) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
  • 「エンダーのゲーム」[通常版] (c) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
 絶版状態が続いていたSF小説「エンダーのゲーム」の新訳版の刊行が決定した。

 本作は1977年にアメリカの作家オースン・スコット・カードによって執筆され、SF賞の権威「ネビュラ賞」と「ヒューゴー賞」を史上唯一の2年連続W受賞という快挙を成し遂げた伝説の小説。異星生命体との宇宙戦争終結という使命を背負った禁断の≪サード≫と呼ばれる少年・エンダーが、過酷な戦いに巻き込まれ、葛藤しながらも成長し戦い続ける物語。斬新な設定はその後つくられた多くのアニメ、マンガ、ゲーム等にインスピレーションを与えたと言われている。

 2007年にはハリウッドで実写映画化の企画が浮上したが、その複雑かつ壮大なスケールの物語構成ゆえに実写映画企画は頓挫。日本では小説は1987年に刊行されたが、2008年以降は絶版状態が続き、ネットオークション等でも高額取引の対象となっていた。

 今年、その実写化が実現。日本でも2014年1月にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給のもと公開されることが決定し、先駆けて、田中一江氏による[新訳版]が11月8日に発売されることとなった。[新訳版]は現代向けに言葉がアレンジされ活字サイズも大きくなり、上下巻に分かれ手に取りやすくなっている。さらに、「金スマ」のオーブニングアニメやゆずのCDジャケットなどを手がけるイラストレーター・秋赤音が手がけるイラスト版の幅広帯と、映画ビジュアルを使用した二種類の帯を巻き、それぞれ発売される。

 映画『エンダーのゲーム』では、主人公のエンダーをエイサ・バターフィールド(『ヒューゴの不思議な発明』)が演じ、ハリソン・フォード、アビゲイル・ブレスリンらが共演する。全米公開は11月1日。2014年1月18日より全国にて公開。

※米国版予告編
《RBB TODAY》
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