気象庁やウェザーニューズによると、大型の台風第18号（マンニィ）は、15日には西日本から東日本に接近し、16日には東日本太平洋側に上陸するおそれがある。本土に接近する前から強い雨となっており、西日本から東北地方にかけての広い範囲で、大雨、暴風、高波、高潮に警戒が必要だ。 気象庁の観測によると、台風第18号は、15日6時50分には日本の南にあって、1時間におよそ25kmの速さで北北西へ進んでいる。15日は次第に進路を東よりに変え、暴風域を伴いながら四国の南から紀伊半島沖を北東に進む。16日には、東日本太平洋側に上陸するおそれがある。 気象庁予報部が15日5時05分に発表した気象情報をまとめると以下の通り。大雨・雷・突風…東日本の太平洋側では、非常に激しい雨の降っているところがある。16日は、非常に激しい雨や猛烈な雨の範囲は東日本や東北地方の日本海側まで広がる見込み。東日本や東北地方では、その後も雨量は増える見込みだ。暴風・高波…15日は西日本から東日本の太平洋側を中心に風が強まり、昼過ぎから非常に強い風が吹く。16日は近畿地方から東北地方にかけて非常に強い風や猛烈な風が吹く見込みだ。海上では、16日にかけてうねりを伴い大しけとなり、東日本の太平洋側では猛烈なしけとなる。高潮…西日本から東北地方にかけては潮位が高くなる見込み。
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