【要潤インタビュー】新婚生活も仕事に影響? 「オフをどう過ごすか、むしろそれが全て」 | RBB TODAY

【要潤インタビュー】新婚生活も仕事に影響? 「オフをどう過ごすか、むしろそれが全て」

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要潤/写真:黒豆直樹
  • 要潤/写真:黒豆直樹
  • 要潤/写真:黒豆直樹
  • 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』 (C)2013 TSH Film Partners
  • 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』 (C)2013 TSH Film Partners
  • 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』 (C)2013 TSH Film Partners
  • 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』 (C)2013 TSH Film Partners
  • 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』 (C)2013 TSH Film Partners
 「役者の面白さ? 正解がないところと満足感がほとんどないところですかね?」

 静かな笑みを浮かべサラリと言い切る。要潤、32歳。まごうことなき“イケメン俳優”だが、無礼を承知で言えば、その端正な顔立ちを崩したり、歪めたりして演じる三枚目や嫌な男の役が何とも魅力的だ。19歳で俳優デビューを果たして以来、正統派のイケメンからダメ男、恋敵に嫌な部下など文字通りあらゆる役を演じ、役者人生は13年目になるが、彼が特別な思いを感じ、キャリアのおよそ半分の6年にわたり参加してきたNHKの人気テレビシリーズ「タイムスクープハンター」がついに映画となった。この作品のいったい何が特別なのか? この作品にかける思いから、俳優・要潤の哲学が透けて見える。

 まずこのテレビシリーズ、説明が難しい。単なる時代劇でも歴史バラエティ番組でもない。タイムワープ技術を持つ「タイムスクープ社」が、自社のジャーナリストを過去の様々な時代へと派遣し、その時代の人々への取材を基に歴史的事件の真実や当時の人々の生活について調査していくというドラマ仕立ての歴史教養番組。要は同社のジャーナリスト・沢嶋を演じている。

 2008年のパイロット版放送ののちに正式な番組となり、これまでシーズン5まで放送。冷凍庫のない時代に将軍のために加賀から江戸へとどうやって氷を運んだのか? 江戸時代の出産事情など、教科書には載っていない歴史を解き明かしていくという独特の視点が人気を呼び、いわゆる“歴女”から時代劇・歴史小説好きの年配の男性まで幅広い層で支持を集めた。
 「始めたときは本当に手探りで試行錯誤の連続。最初は視聴者の反応も薄かったんです。でも再放送された頃から『あれは何?』という声がポロポロと聞こえてきて、徐々に手応えを感じました。いまでも番組の正式なタイトルをハッキリ言える人は多くないかも(笑)。でも『あのNHKの変な服着た歴史の番組』と認識してもらえるようになりましたね。『こういう番組あったら面白いよね?』と話していたものが形になったという感慨はあります」。

 今回の劇場版は要やスタッフにとって、ずっと思い描いてきたひとつの集大成でもある。
 「テレビシリーズをやりながら『映画になったらこんなことできるね』という話はスタッフとも日常的にしてました。実際、そうやって考えてきたことを今回の映画につぎ込めたと思います。僕自身、初期からずっと携わってきて思い入れは半端なものじゃないし、育ててきたという実感もある。いままでにないものを作ったという誇りも持ってます。でも現場はずっと変わらず、家族というか文化祭のノリというか(笑)、『楽しいことやろうぜ!』という感覚なんです。それは同時に最もクリエイティブな瞬間でもあると思う。この撮影の期間は溜め込んできたものを発散する時期。学生時代のような感じです」。
《黒豆直樹》

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