【インタビュー】エンタメをもっと楽しく、もっと身近に!……「auスマートパス」×ぴあ | RBB TODAY

【インタビュー】エンタメをもっと楽しく、もっと身近に!……「auスマートパス」×ぴあ

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ぴあ 執行役員 遊び開発局局長の前田 能成氏
  • ぴあ 執行役員 遊び開発局局長の前田 能成氏
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 月額390円の定額制で、さまざまなアプリやストレージサービス、クーポンやポイントサービスなどが使い放題となる「auスマートパス」。2012年3月のサービス開始以来好評を博し、会員数は現在600万人を超えている。2013年6月6日には大規模なリニューアルを実施。従来の「auポータル」と統合され、タイムライン形式のUIを採用した情報ポータルへと生まれ変わった。リニューアルに伴ってコンテンツも大幅に拡充。アプリやWEBコンテンツはもちろん、ホットペッパーグルメと提携したクーポンサービス、ECサービス特典、さらに、新たに提携した企業からのさまざまな役立ち情報などが提供される。

 チケット事業や出版事業など、エンターテインメントにかかわる事業を展開する“ぴあ”も、新たに「auスマートパス」に参画した企業の一つ。ぴあは、同社が持つ映画やライフスタイル関連の情報提供だけでなく、「auスマートパス」会員限定のイベント招待や先行チケット予約などの特典も、KDDIと協力して提供していく。こうした深い連携、新たな取組みの背景や狙いについて、ぴあ 執行役員で遊び開発局局長の前田 能成氏に話を聞いた。


――今回の業務提携、「auスマートパス」へのコンテンツ提供について経緯を教えてください

 前田氏:(今回のリニューアルに合わせて)いきなり話を持ちかけたというわけではありません。元々各通信キャリアさんとは、ぴあが持っているエンタメ情報をどう使っていただけるか、会員の方に向けてどういったものを作っていけるか、といった方向性で以前からやり取りをしていました。そんな話の中で、今年の年明けくらいから具体的にauの新しいチャレンジの話を聞いて、共同でやりましょう、ということになりました。

 ぴあは紙メディアから始まって、今はもちろんインターネットにもチャレンジしていますが、まだまだやれることがあるだろうと試行錯誤していました。一方、auとしてもスマートフォンの世界で新しい存在感、新しいサービス事業の在り方を作っていこうとされていて、そのタイミングが重なったのだと思います。また「auスマートパス」は、みんなの生活の横にあって、実際の行動を喚起させたり、新鮮な喜びを与えてあげたり、それぞれの生活に寄り添うようなポジションでサービスをやっていきたいと言っています。これは、我々が一番大事にしている“エンタメ情報との接点のあり方”に近い考え方です。我々も、エンタメ情報全般を、普段のライフスタイルにあった形でどうやって消費者に配信してあげるべきか、常々考えています。

――「auスマートパス」のリニューアルでUIがタイムライン形式になりましたが、これについてどんな印象をお持ちでしょうか?

 すごく面白いと思います。エンタメ情報にも、レイヤー、ジャンルごとに色々なものがあると思いますが、ふとした瞬間に気づいて関心が持てたり、調べてみたり、余裕があれば行ってみたり、そんなユーザーが普段生活しているすぐ横に、もっとエンタメ情報との接点があっていいと思っています。ウイークリーで雑誌を出していたころは、一週間に一回しか情報を出せませんでした。それが今デジタルになればリアルタイムに出せる。自分たちが編集して持っている情報や価値をどうやって届けていくかという大きな課題の中で考えると、タイムラインという形式は非常に面白いですし、興味があります。

――「auスマートパス」と、ぴあのコンテンツが連携することでどのような世界観が実現できるのでしょうか?

 ぴあが大事にしてきたエンタメ情報は、コンサート情報だったり、映画やアーティストの情報だったり、その中身がどんなものなのかという百科事典的なものだけではありません。お客様がコンサートに行こうとした時はそれが渋谷なのか武道館なのか大阪なのか場所の情報が分かります。もう1つ、何月何日の何時からなのか、時間も分かります。実際にお客様がどこでどういった行動を起こしたかということが、時間と場所の両方で整理できている。これは、エンタメ情報の切り口として、ぴあが40年で培ってきた大きな財産なわけです。

 これまでは、その財産、情報をリアルタイムにばっと出せる環境が中々ありませんでした。それが携帯、スマートフォンの時代になった今なら実現できていいはずです。これは、情報を出す側のチャンスだけではなくて、受け取る側のチャンスだとも言えます。エンタメに対してのタッチポイントが増えることで、何かを知るだけではなく実際に行動を起こして楽しんでもらえる。もっとエンタメ自体が広がっていくと思います。この10年、ライブエンタメ市場は、どんなに不況といわれる時代でも、その煽りや影響を受けずに微増を続けています。成熟社会だという話もありますが、人々の心が豊かになるためにも、もっと浸透していい。今回の提携がそのキッカケの1つになるのではないかという思いもあります。

――会員限定の特別イベントなどさまざまな取組みをされていくと伺っています。既に決まっているものがあれば教えてください

 取組みとしては大きく2種類あります。1つはauならではの世界観で、エンターテインメントを会員様中心に広く楽しんでいただくというものです。スマートパスを見ていただいて新鮮な驚き感じてもらうのも良いのですが、実際に現場に来てもらえれば、リアルな新しい発見があると思います。エンタメ界ではライブの需要が高くなっていて、ただ、固定されたアーティストさんが活躍している現状があります。そういった点で、我々がオリジナルのイベントにチャレンジして、さまざまなアーティストにライブ機会を提供できるというのは業界的に意義があることだとも思います。

 2つ目は、特に人気の高いアーティスト、話題のあるタレントたちのライブやイベントを「auスマートパス」の特典として提供するものです。決まっているところでは、7月5日からきゃりーぱみゅぱみゅさんのライブツアー「きゃりーぱみゅぱみゅ秋の全国ホールツアー」について会員限定の先行販売を行います。さらにチケットを購入し、応募いただいた中から抽選で、きゃりーさんの楽屋に直接行ける、という大きな特典も用意しました。

 まだスタートしたばかりですが、今後もさまざまなアーティストさんと話をしていく予定です。アーティスト側の受け取り方も概ね好意的で、auさんがこれまで築いてきたau=音楽・エンタメというイメージが大きな資産として残っていると感じます。

 今後スマートフォン自体が、ライフスタイルとのかかわりの中でどうなっていくのか、多くの人がわくわくしたり、新しいテクノロジーを開発したり、チャレンジしたりしている流れがあります。今回の提携で、エンタメ業界としてその流れに乗っていける大きなチャンスをいただいたと思っています。本当に楽しいサービスになると思いますし、そうしないともったいない。本気でやりますので、期待してください。
《白石 雄太》

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