富士ソフト、コミュニケーションパートナーロボット「PALRO」の活用コンテストを開催 | RBB TODAY
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富士ソフト、コミュニケーションパートナーロボット「PALRO」の活用コンテストを開催

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  • PALROは、介護予防ロボットとして高齢者レクリエーション等の福祉支援にも使われている
 富士ソフトは13日、自社で開発したコミュニケーションパートナーロボット「PALRO(パルロ)」の活用方法について、アイデアを募集するコンテストを開催することを発表した。

 「PALRO(パルロ)」は、全高約40センチ、重量1.6キロのロボット。相手の目を見て話すコミュニケーション機能、自由に歩き、体を動かす歩行とモーションの機能、人の顔や声や趣味嗜好を覚える学習機能、インターネットやクラウドにつながるネットワーク機能という、4つの機能を搭載している。これにより、特定の人に特定の話題を提供したり、ニュースや天気予報を読み上げたり、記念写真を撮影したりといった行動をとることができる。そのほかにも、スケジュール伝達、メールチェックといったことも可能だ。

 2010年3月に第1弾として教育機関向けに販売を開始、2012年6月からは老人ホームやデイサービスなどの高齢者福祉施設向けにも販売開始されており、すでに全国約50個所の施設で利用されている。PALROは、日常会話やダンス、クイズ、ゲームを行うことで、「介護予防ロボット」として高齢者レクリエーション等の福祉支援にも使われているという。

 「介護予防」は、心とからだの活性化によって健康寿命を延ばそうとする試みだ。「PALRO」を活用することで、認知症予防・ボケ防止、鬱予防、孤独感解消といった介護予防が、より容易に行える。同時に、施設としての魅力アップなど、さまざまなメリットがあることから、導入施設が拡大しているとのこと。

 「第1回PALROコンテスト」では、(1)「高齢者が喜ぶパルロ」(2)「家にパルロがいたら?」の2つのテーマを掲げ、それぞれのテーマごとに「アイデアコンテスト」と「プログラミングコンテスト」を実施する。最初に、ロボットといっしょに楽しい時間を過ごすためのアイデアをテーマごとに募集する「アイデアコンテスト」を、6月15日~7月20日に実施。次に、アイデアコンテストで選出されたアイデアからプログラミング技術を競う「プログラミングコンテスト」を、8月15日~11月20日に実施する。そして12月15日に国技館(東京都 墨田区)で開催予定の「第25回全日本ロボット相撲全国大会」にてコンテストの表彰式を行い、優勝者に賞金と副賞としてPALRO本体を授与する。
《冨岡晶》
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