中高生のお小遣いはいくらくらいが妥当か…東大ママ森さんの回答 | RBB TODAY
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中高生のお小遣いはいくらくらいが妥当か…東大ママ森さんの回答

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ママサポーターの森郁子さん
  • ママサポーターの森郁子さん
 受験生の保護者の悩みを先輩ママがアドバイスする「ママサポーターズ」。中高生のお小遣いに関する高2男子の保護者の質問に、東京大学 理科1類合格に息子さんを導いた森郁子さんが回答した。

【質問】
 中学生、高校生のお小遣いはいくらくらいが適当でしょうか?平均的な価格(月額)を教えてください。

【回答】 
 お小遣いの金額は子どもに与えるお金の中でどの範囲までをお小遣いとするかで金額が違ってきますし、またその範囲もご家庭によってさまざまだと思います。

 一昨年6月の記事ではありますが、リセマムに掲載された金融広報中央委員会の調査結果によるとお小遣いの月平均額中学生2,502円・高校生5,305円となっていました。

 我が家の場合、中学生時は定額のお小遣いを定めず、基本的にその都度必要な金額を渡していました。高校生時にはそれにプラスして月3,000円をお小遣いとして渡していました。毎日お弁当にお茶を持たせていましたが、水筒のお茶だけでは足りなかったらしくペットボトルの飲料品代をそれに当てていたようです。

 私は、都度渡した金額も含めて「お小遣い」の費目として家計簿に記載しておりましたが、その月平均額は中学生時で約3,000円、高校生時で約8,000円ぐらいだったでしょうか。

 「お小遣い」の費目に入れていたものは、中学生時はノート・ルーズリーフ・レポート用紙・鉛筆・ボールペン・シャーペンの芯など文房具の中でも「文具消耗品費」や学習参考書を除いた趣味や教養分野の「書籍費」で、高校生時にはそれに加え中学生時には掛らなかったクラスコンパ費のような「交際費」やお弁当を持たせなかった日の「昼食費」なども「お小遣い」の費目として扱っていました。

 息子はゲームをやらなかったのでそれにかかる費用はありませんでした。また携帯電話に関しては高校生から持たせ、費用は「通信費」としていましたので「お小遣い」の費目には入れておりません。こちらは我が家の場合ですので、あくまでもご参考までに…としていただければと思います。

 我が家のように必要額をその都度渡すというのも、子どものお金の使途を明確に把握する点でお勧めできる方法のひとつです。

 定額のお小遣いを月ごとに定めようとすると、その金額設定が難しいところですね。平均の金額を参考にするのもよい方法ですが、ご家庭やお子様によってそれぞれだと思います。お子様の生活を想定した上で必要な金額をそれぞれ項目ごとに計算した上で、お小遣いの額を定めるとよいのではないでしょうか。

 「ママサポーターズ」は、保護者が抱える「学習」や「子どもとのコミュニケーション」に関する悩みに、先輩ママが回答するサービスだ。登録の必要はなく、無料で質問できる。現在は、東京大学、東京外国語大学、慶應義塾大学へのお子さんの進学経験をもつ2人のママサポーターが担当している。
《編集部》
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