ポルトガルの新星、ロドリゲス監督作品を上映 4月9日より | RBB TODAY
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ポルトガルの新星、ロドリゲス監督作品を上映 4月9日より

エンタメ その他
ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督
  • ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督
  • 『オデット』2005年
  • 『チャイナ・チャイナ』2007年
  • 『ファンタズマ』2000年
  • 『聖アントニオの朝』2011年
  • 『男として死ぬ』2009年
  • 『追憶のマカオ』2012年
ポルトガルの新星、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(Joao Pedro Rodrigues)監督作品を特集上映する企画「ジョアン・ペドロ・ロドリゲス・レトロスペクティヴ」が、東京・神奈川に続き、関西でも開催される。

ジャン・ジュネ(Jean Genet)やライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(Rainer Werner Fassbinder)らの系譜を受け継ぐといわれ、ヨーロッパで高く評価されるロドリゲス。しばしば同性愛というテーマを描きながらも、クラシックな雰囲気を持つポップでダイナミックな描写には、ヨーロッパの先鋭的アートにも通じるものがある。

2000年に撮られた処女長編『ファンタズマ』は、ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、大きな話題を呼んだ。2009年には、リスボンに住む中年ドラァグクイーンのトーニャを、周囲の人物たちとの交錯の中で描く『男として死ぬ』が仏カイエ・デ・シネマ誌の年間ベストテンに選出。最新作『追憶のマカオ』はトリノ映画祭ドキュメンタリー部門でグランプリを獲得した。

4月9日より中之島ミュージアムde sign de、4月18日より同志社大学寒梅館ハーディーホール、4月19日よりシネ・ヌーヴォにて特集上映。

また、関連イベントとして、日本を代表するドラァグクイーンのシモーヌ深雪を講師に迎えて、メイクを体験する「ドラァグクィーンメイク講座」や、映画評論家の大寺眞輔のトークイベントが企画されている。

【イベントスケジュール】
場所:大阪・中之島デザインミュージアム
日時:4月9日から21日 
『これが私の家』『万博への旅』『ハッピー・バースデー』を連日上映
4月20日のみ、短編セレクション:『火は上がり、火は鎮まる』『聖アントニオの朝』『チャイナ・チャイナ』を上映
関連イベント:
4月17日大寺眞輔トークと作品上映
4月12日、19日シモーヌ深雪らによるドラァグクイーンメイク講座
※15日は休館

場所:大阪・シネ・ヌーヴォ
日時:4月19日から26日
『オデット』レイトショー上映
関連イベント:4月19日大寺眞輔トークと作品上映

場所:京都・同志社大学寒梅館ハーディーホール
日時:4月18日
『男として死ぬ』『羊飼い』『紅い夜明け』『追憶のマカオ』を上映
関連イベント:4月18日大寺眞輔トーク

ポルトガルの新星J・P・ロドリゲス監督作品を関西で特集上映、シモーヌ深雪らによるドラァグクイーンメイク講座も

《岡本恵美》
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