ニューヨークでも大人気 「おおかみこどもの雨と雪」上映に細田監督が舞台挨拶 | RBB TODAY
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ニューヨークでも大人気 「おおかみこどもの雨と雪」上映に細田監督が舞台挨拶

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(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
  • (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
  • ニューヨークでの細田守監督の様子
  • ニューヨークでの細田守監督の様子
国内大ヒット、そして日本アカデミー賞、東京アニメアワードなどでの数々の受賞も記憶に新しい『おおかみこどもの雨と雪』が、ニューヨークにも姿を見せた。本作が第16回ニューヨーク国際児童映画祭に正式招待され、英語版のタイトルは"Wolf Children"となって上映された。
また、3月10日(日本時間)には、上映劇場であるニューヨーク市内のSVA Theaterに訪米をした細田守監督が舞台挨拶に登壇した。

細田監督が登場するとあってチケットは即日完売、270席の劇場は2回とも満員になった。また児童映画祭でありながら、観客は小学校低学年から年配層まで幅広くなり、細田作品の人気が幅広い層に広がっていることを感じさせた。
なかにはバージニア州から車で5 時間かけて来た熱狂的なファンも見られたという。上映後には登壇した細田監督に惜しみない拍手がおくられた。

映画のQ&Aでは、観客からは「作品のインスピレーションは何から得たのか」「日本では"おおかみ"が文化的にどういう意味を持つのか」など次々に質問が上がった。
また、小学生の女の子が「サイン下さい!」と言うと、場内の子供たちが一斉に「Me too!」と叫ぶなど、終始和やかなムードで上映会は終了した。
さらに劇場の外には100名以上のファンがサインを求めて列を作り、監督は2時間ほどかけて一人ひとり丁寧にサインをした。観客の熱い反応を受けて、監督も嬉しそうに応えた。

今回は映画祭でのプレミア上映だが、『おおかみこどもの雨と雪』は、すでに北米での配給が決まっている。今後は吹替が行われ、全米にて劇場公開される予定だ。
今回の訪米では、現地メディアの取材や、マサチューセッツ工科大学での講演も行われる。米国の細田守作品への関心は高まっており、劇場公開も多くのファンに迎えられそうだ。

ニーヨーク国際児童映画祭は1997年に始まり今年で第16 回目の開催を迎える映画祭だ。子どもにとってよりよい映画の定義づくりを目的として、3歳から18歳までを対象とした映画のプロモーションを行っている。
2012年のイベントでは2万5000人以上の観客動員を記録するなど、現在北米で最大の児童映画祭となっている。
[高橋克則]

『おおかみこどもの雨と雪』
http://www.ookamikodomo.jp/index.html



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