ガールズグループEXIDのメンバー、ヘリンがタコス屋の店長になっていた。
去る8月14日、YouTubeチャンネル「ヒューマンストーリー」には「人気ガールズグループEXIDヘリンがレストランで働く理由」というタイトルの動画が公開された。
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ヘリンは、ソウル安国(アングク)にあるタコス屋に出勤した。エプロンを締め、注文を確認し、料理を準備しながら、スタッフと店を切り盛りした。
3月にオープンした同店。ヘリンは売上を尋ねられると、「平均したら月に約1億4000万ウォン(約1600万円)だ」と明かした。
家賃や人件費など、諸費用を引いて手元に残る金額は、約4000万ウォン(約450万円)だ。彼女は、「1人で運営するのは難しいため、助けを借りている」と説明した。
華やかなアイドル活動の裏で、安定した収入を悩んだ結果がタコス屋だった。
彼女は、「番組には、活動するシーズンがある。仕事をしたいからといって、できる職業ではない」とし、「収入も規則的にあるわけではない。安定した生活ができる方法を探すなかで、外食産業が好きであったため、自然と始めることになった」と話した。
EXIDは、2014年にリリースした楽曲『Up&Down』がファンの撮った映像を通じて、遅れて注目を集め、音源チャートを“逆走”した。その後、『Ah Yeah』『HOT PINK』『L.I.E』などを立て続けにヒットさせ、全盛期を迎えた。

しかし、人々が予想した収益と実際の収入には差があった。ヘリンは、「音源収益もマネジメント収益もあるが、私たちは音源収益を9対1で受け取った」と打ち明けた。番組スタッフが、EXIDの取り分が9割だったのか尋ねると「違う、1割だった」と答えた。
その1割の取り分も、メンバー間で分けた。彼女は、「多くの方が考えているほど、稼ぐことができなかった」として、「音源収益は1割だったが、それも5人でまた分けた」と明かした。
海外進出を通じた機会も度々阻まれた。中国での活動を準備する際には、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)の配置を巡る対立により、中国から限韓令を下され、日本進出時には、新型コロナウイルスのパンデミックが直撃した。
彼女は、「稼げる機会が全部なくなってしまった」と振り返った。続けて、「だから思ったより、本当に稼げなかった」と付け加えた。
活動のブランクは、無気力へとつながった。仕事のない日は、15~16時になってようやく起き上がったという。
彼女は、「起きなければならない理由がなかった」として、「私は夢を失ったのに、また夢を見なければならなかった」と語った。

生活を変えるために選んだ第一歩は、アルバイトだった。コロナウイルスが流行していたとき、仕事を探してレストランで働いた。
ヘリンは、「最初は人の視線を意識したが、その後は『私がなぜそんなことを気にしなければならないのだろう?』と考えるようになった」と明かした。
レストランでの経験は、外食産業への挑戦へとつながった。ダンスや歌のほかにも、自分ができる仕事があるという自信も得た。
彼女は、タコス屋の店長になったが、アイドルをやめたわけではないと強調した。デビュー15年目である彼女は、EXIDのメンバーであり、DJやミュージカル女優としても活動している。
安定しない芸能活動の収入に不安を感じていたヘリンは、自分が望むときに出勤できる職場を作った。『Up&Down』の“逆走”に続く第2の逆転劇だ。
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