子どもに携帯持たせたい親が過半数超え……ジュニアスマホの認知度は約28% | RBB TODAY
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子どもに携帯持たせたい親が過半数超え……ジュニアスマホの認知度は約28%

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子どもに携帯を持たせる必要性
  • 子どもに携帯を持たせる必要性
  • 携帯利用に関する教育の必要性
  • 子どもへのスマホ購入意向
  • ジュニア向けスマートフォンの認知度
  • ジュニア向けスマートフォンへの興味度
  • 「スマートフォン for ジュニア SH-05E」
 MMD研究所は31日、「小学生の子を持つ親の携帯電話・スマートフォンに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、1月25日~28日にかけて東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住で小学生の子供を持つ20代~50代の男女552人を対象に実施したもの。

 調査では、自分の子供の携帯電話端末の所有の有無、親から見て子供が所有する携帯電話の必要性、所持に関する教育や対策の有無など、携帯電話を持たせている家庭に対しての設問に加えて、今回docomoからジュニア向けスマートフォンが発表されたことを受け、ジュニア向けスマートフォンの認知度や興味度、そもそものスマートフォンに対する購入意欲などを設問している。

 まず、自分の子供の携帯電話所有について質問したところ、全体の41.9%の親が携帯電話を持たせていると回答した。内訳は「フィーチャーフォン」が16.7%、「スマートフォン」が4.9%、「子供向け携帯電話」が20.3%。自分の子供に対して携帯電話を持たせる必要性の有無については、「必要性を感じる(17.2%)」「必要性をやや感じる(35.3%)」の合計が全体の52.5%となり、必要性を感じる親が半数を超える結果となった。

 必要性を感じる理由としては、「災害や事故の時など緊急時に連絡が取れるようにしたいから」が82.4%、「塾などの習い事の際に連絡が取れるようにしたいから」が60.0%、「防犯グッズとして使えるから」が42.4%と上位にランクイン。携帯電話所持にあたっての不安要素としては「ゲームなど、勉強の妨げになる機能が多いこと」が48.6%と一番の不安要素となっているようだ。

 また、自分の子供に携帯電話を持たせている親(231名)に対して、使う際のマナーやトラブルへの対処方法、利用方法の教育や対策の必要性について聞いたところ、「必要性を感じる」との回答が94.3%にのぼった。自分の子供に携帯電話を持たせている親に、重視する機能を聞いてみると、基本的な通話・メール機能を除いた状態で「GPS機能」について75.4%が、「防犯ブザー機能」「フィルタリング機能」について74.5%の親が「重視する」「やや重視する」と回答した。

 自分の子供にスマートフォンを購入したいと思うかという質問には、5.8%が「購入したいと思う」、14.5%が「やや購入したいと思う」と合計20.3%が購入したい意向を示した。その理由として「フィーチャーフォンや子供向け携帯電話よりできることが多いから」が54.5%とトップで、「スマートフォンに早く慣れて、メディアリテラシーを伸ばして欲しいから」が40.2%、「勉強に使えるアプリが豊富だから」が24.1%と子供の勉強・教育に繋がる点が続いた。

 最後に、今回docomoから発売される世界初のジュニア向けスマートフォンについて、認知度、興味度について聞いたところ、認知度は全体の28.1%となった。また、ジュニア向けスマートフォンの機能を説明したうえでの興味度については、「とても興味がある」が8.3%、「やや興味がある」が31.3%と合計39.6%の親がジュニア向けスマートフォンに興味を示す結果となった。
《白石 雄太》
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