「おきろ、夢。」……大人も、新成人も“夢”を語ろう | RBB TODAY
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「おきろ、夢。」……大人も、新成人も“夢”を語ろう

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中野区 新成人の方々
  • 中野区 新成人の方々
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  • ジョージア「おきろ、夢。」キャンペーンサイト
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  • 中野区「成人のつどい」の様子 地元のダンススクールによるショーケース
  • 中野区「成人のつどい」の様子
 日本コカ・コーラの缶コーヒーブランド「ジョージア」が、『おきろ、夢。』という、なかなか挑戦的なコピーを掲げたキャンペーンを開始している。コピーには、“夢を持って生きる楽しさを思い出し、夢をハッキリと表に出して過ごせば、今日がもっと前向きで充実したものへ変わる。”という想いが込められているそうだ。

 この時代、あまり真正面から“夢”なんてものを語ると、「現実を見ろ」とか「暑苦しい」とか批判の声ばかりが聞こえてきそうな気もする。同社が20~40代の男女に対して行った調査では、自らの夢を口に出すことについて「抵抗がある」と答えた人が過半数を超えたという。しかしその反面、夢や目標を持つこと、それらを語る人に対して、「魅力的」「羨ましい」といったポジティブなイメージを抱いている人が多数を占めることも分かったとのこと。夢を語ることに抵抗があるのは、やはり周囲の目を気にしてしまうからだと思うが、実はポジティブに捉えられる傾向にあるのだとしたら、もう少し積極的に口に出し、行動に移していくべきかもしれない。

 ただ、この調査だけを鵜呑みにせず、実際のところも探った。まずは未来の日本を支える若者の生の声を聞いてみるべく、成人式の現場に行ってみた。

■新成人が語る“夢”

 取材したのは中野区「成人のつどい」。式当日、首都圏は予想もしない大雪に見舞われ、都内も一面雪化粧に。各種交通機関は乱れ、足元が悪いどころではない状態での開催となったが、会場の中野サンプラザに集まった若者たちの顔は一様に晴れやかに見えた。筆者は四国の片田舎出身のため、都会の成人式はかなり荒れるのでは、と勝手なイメージで勘繰っていたものの、さしたる混乱もなく、新成人自ら地元で活動する人たちと協力して企画したというアトラクションも見ごたえがあり、とても良い式だった。

 当初の目的である“夢”についても新成人数名に話を聞くことができた。「将来は雑誌編集者になるのが夢で、今はDTPやグラフィックについて勉強しています。それと貯金も」(女性)、「将来は海外で働き、様々な文化に触れたいです。そのため、来年の後期からは留学したいと思っていて、TOEICなど英語の勉強もしています。具体的な仕事の内容についてまだ漠然としているけれど、情報デザイン、音楽の分野に興味があり、それらを取り扱っているエンターテイメントの分野について勉強中です」(男性)など、しっかりと自分の夢・目標を語ってくれる姿には素直に好感が持てた。中には、「将来希望がなく、夢が持てない。だからこそ、こんな現状を自分の子どもには受け継がせないようにしたい。それがささやかな夢かもしれない」(男性)という意見もあった。普通、夢と言うとなりたい職業を思い浮かべてしまいがちだが、それが多少具体性に欠けても、自分以外の誰かのことでも、多様な夢のカタチがあっていいと感じた。

 成人式の現場を見て、数名の若者に話を聞いてみたが、やはり若者がイキイキと夢を語ると、こちらも元気が出る。そして若い人たちは夢の多様性に寛容というか、こちらが勝手にイメージしていたよりもずっと色々なことに前向きになっている印象を受けた。「どうせ荒れた成人式になるだろう」なんて想像していたことを反省したい。

■大人にとっての“夢”

 無論、“夢”を語るのに年齢や性別は関係ないと思う。筆者の周りにも(まだギリギリ若者だと思っているが)夢を持ち続け、努力している友人が多くいる。バイトをしながら映画の脚本家を目指していたり、デザイナーとして常に新しいことにチャレンジしていたり、古着屋を始めたかったはずなのに、異国の地で何故かカレー屋をオープンするはめになった変な奴もいた。この正月に、地元で中学校時代の同窓会を開いた時も、最近フリーの編集者として独立した男がいて、「これから大変だけど、やれることはやり尽くしたい」と話していた。

 一つの夢を追い続ける者もいれば、常に新たなこと、新たなステージに挑戦する者もいる。突然それまでと異なった目標を持つことになり、それでも前向きに人生を送っている者も。大人の夢は人それぞれだ。地元の友人たちと集まった際、懐かしい話ばかりでなく、未来の話もできるのはとても心強い。そんな話が出来る彼らは、先ほどの新成人たちと変わらず魅力的に見えた。

 冒頭で紹介した日本コカ・コーラの調査結果は納得の結果と言える。少なくとも筆者は、イキイキと“夢”を語る若者や友人たちを見て、その年齢や立場、夢の内容は違えど「魅力」を感じたし、「刺激」を受けた。そして、自分も常に夢を口に出し、行動しようと前向きになれた。ジョージアでは、「おきろ、夢。」キャンペーンを通じて「夢を持って生きることの大切さ」「夢を口にする大切さ」を伝え、頑張る人たちを応援するとしている。キャンペーン特設サイトでは、そんな思いを表現したTV-CM情報や、明日に向けての勇気が出る「コトバ」を日替わりで紹介するコンテンツなどが用意されている。

【「おきろ、夢。」キャンペーン特設サイト】:http://www.georgia.jp/dream/
《白石 雄太》
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