富士フイルム、EPUB電子書籍オーサリングソフト「EpubAuthor1.4」発売 | RBB TODAY
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富士フイルム、EPUB電子書籍オーサリングソフト「EpubAuthor1.4」発売

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
Kindle独自機能「パネルビュー」対応の入稿形式データを自動作成
  • Kindle独自機能「パネルビュー」対応の入稿形式データを自動作成
  • 「パネルビュー」のイメージ
  • ファイルサイズの制御が可能
 富士フイルムは17日、電子コミックや電子書籍などの画像データを国際規格のEPUB3フォーマットのファイルに出力できるフィックス型電子書籍オーサリングソフトウェア「GT-EpubAuthor for Fixed Layout Ver1.4」の販売を開始した。

 「EpubAuthor1.4」は、電子書籍リーダー「Amazon Kindle」が採用している入稿形式データや日本国内のEPUB標準フォーマット「電書協ガイドVer.1.1」に対応。「EpubAuthor1.4」で制作された電子書籍は、国内で入手できるすべてのEPUB対応リーディングシステムで表示可能となっている。

 また、「Amazon Kindle」の「パネルビュー」に対応した入稿形式データを、世界で初めて、自動的に制作することを可能にしたとのこと。パネルビューは、電子コミックのコマや絵本の指定範囲を順番に表示したり、拡大するなどの「読みやすさ」を提供するAmazon Kindle独自の機能だ。EpubAuthor1.4では、電子コミックのコマ自動検出ソフトウェア「GT-Scan」(オプションソフトウェア)と組み合わせることで、自動処理を可能とした。

 さらに、画像最適化ソフトウェア「GT-Quality」(オプションソフトウェア)との連動で、ファイル容量(タイトル込み)や画像サイズ(ピクセル数)を指定してコミック画像の高解像度マスターデータを変換、「1冊150ページを20MB以内で」など、ファイルサイズを正確・精密に制御できる。
《冨岡晶》
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