電通、iOS 6の新機能“Passbook”に対応した電子クーポン発行システム「PASSSS」発表 | RBB TODAY
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電通、iOS 6の新機能“Passbook”に対応した電子クーポン発行システム「PASSSS」発表

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Passbookの利用イメージ
  • Passbookの利用イメージ
  • 「PASSSS」サービスロゴ
  • 「PASSSS」システム(Passリーダーアプリ)イメージ
 電通は14日、米国アップル社の「iOS 6」に標準搭載される「Passbook」に対応した、企業向けのPassの発行管理システム「PASSSS」(パススス:PASS Smart Service)を開発したことを発表した。

 「Passbookは」、iPhone 5, iPod touch(第5世代)の他、iOS 6が搭載されたiPhone 4S、4または3GS、iPod touch(第4世代)などで利用可能できる、電子クーポン・電子チケット・電子会員証などを一括管理できるアプリケーション。iOSデバイスのGPS機能により、近隣で利用できるクーポン情報を自動通知するといった機能も有している。

 企業がPassbookに対応した電子クーポン・電子チケットを提供するためには、アップル社が指定したファイル形式で、電子クーポン等を生成する必要がある。さらに、電子クーポン等の高度な利用管理を行うためには、2次元バーコードの読み取りデバイスの準備と、またこれらを統合して管理するシステムの整備を行う必要がある。

 「PASSSS」は、Passbook形式での電子クーポン・電子チケットの発行・管理を短時間かつローコストで導入できるPMS(Pass Management System)となっている。企業が直接ウェブ上でパスを発行・管理できる管理システムと、店舗で発行された電子クーポンを読み取るための「Passリーダー」アプリから構成されている。企業側は、ユーザーによる利用状況をリアルタイムに管理できる他、ユーザーのサービスの利用状況に合わせて電子クーポンの内容を更新するといったことも可能となる。「PASSSS」は9月21日から電子クーポンサービスに限定した形で提供を開始し、年内には電子チケットに対応したサービスも開始する予定。
《冨岡晶》
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