旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」が、「行ってよかった動物園＆水族館ランキング2012」を発表した。 「行ってよかった動物園＆水族館ランキング」は、旅行者からのクチコミによる満足度を集計したランキング。3年目となった今回は、動物園部門で昨年まで2年連続1位だった北海道の「旭山動物園」に替わって、和歌山県の「アドベンチャーワールド」が1位に選ばれた。 国内最多となる8頭のパンダが飼育されている「アドベンチャーワールド」は、100万平方メートルの広大な敷地に、動物園だけでなく水族館や遊園地も併設した総合テーマパーク。クチコミでは「とくに双子の仲良しパンダ海浜と陽浜が愛くるしくて何時間見てても飽きません」「普通の動物園以上に至近距離で生き物にふれあえ、大人も十分楽しめました」などのコメントが寄せられている。 水族館部門では、沖縄県の「沖縄美ら海水族館」が3年連続で1位に選ばれた。今や沖縄観光の定番ともなっているこの人気施設には、「沖縄を代表する観光地と言えば、もちろん美ら海水族館です。沖縄県民ですがもう何度も行ってます」「今回は2年ぶりに行きましたが園内がとてもきれいになっていたように感じました」などの声が寄せられており、リピーターも多いことがうかがえた。 また、昨年の震災と津波で大きな被害を受けながらも復活し、7月に再オープンした「アクアマリンふくしま」（福島県）も5位にランクイン。そのほか、淡水魚専門の水族館としては世界最大級の「岐阜県世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」（岐阜県）が水族館部門の18位に、広大な温室内でさまざまな鳥が放し飼いされている「掛川花鳥園」（静岡県）が動物園部門の6位に初ランクインしている。
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