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マイクロソフト、アクアンティブののれん代減損処理で赤字の公算大

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 米マイクロソフトは2日(現地時間)、2007年に買収したインターネット広告のアクアンティブが期待した収益を上げていないとして、のれん代62億ドルをまもなく発表される4~6月期決算で減損処理すると発表した。

 マイクロソフトはアクアティブを63億ドルで買収している。これは、昨年にskypeを買収するまで、同社にとって最大の買収だった。インターネット広告で急成長したGoogleに対抗するための強攻策だったが、5年を経てその買収額のほぼすべてを減損処理する結果となった。

 同社の4~6月期の決算は53億ドル前後の黒字と予想されていたが、今回の発表により、赤字決算となる公算が大きくなった。オンライン広告や検索を含む同社のオンライン部門は赤字が続いている。検索エンジンBingのシェア増加など明るい材料もあるが、今回の発表は同社にとってオンライン部門が大きな問題であることを改めて印象づけた。
《山田 正昭》
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