米フォードモーターがCOMPUTEX TAIPEIに出展、音声音声コントロール車載情報システムの「SYNC」や、クラウドにつながるコンセプトカー「Evos」を訴求した。フォードのCOMPUTEX TAIPEIへの参加は今回が初めて。 SYNCは、フォードとマイクロソフトが共同開発した、メディアプレイヤーやBluetooth携帯電話といったデジタルデバイスの車内での利用を助けるソフトウェアのプラットフォーム。専用の車載コンピューターがデジタルデバイスのハブとなりインターフェイスとなる。音声入力や携帯電話ハンズフリー通話などが可能だ。 またフォードは、スマートフォンのアプリを音声コントロールする「AppLink」を、アジア地区に導入すると発表した。フォード車の音声コントロール車載情報システム、SYNCユーザー向けに提供される。 AppLinkはすでに北米で導入されており、フォードは今後、世界の各ローカル市場において、SYNC AppLinkと接続するスマートフォン・アプリ提供者をさがす。 いっぽう「Evos」コンセプトカーは、クラウドコンピューティングによって車の運転がいかに進化するか、フォードのビジョンを示すもの。SYNCがどう進化するかを示唆するものでもある。ユーザーの運転嗜好と、スケジュール、音楽、天気といったクラウド情報を融合させ、生活の利便性を図る。
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