【HP GIS 2012(Vol.8)】西海岸カスタムカー文化の舞台裏 | RBB TODAY
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【HP GIS 2012(Vol.8)】西海岸カスタムカー文化の舞台裏

エンタープライズ フォトレポート
HPコマーシャルソリューションビジネスユニットのバイスプレジデントのJim Zafarana氏(左)と「West Coast Customs」のRyan Friedlinghaus氏
  • HPコマーシャルソリューションビジネスユニットのバイスプレジデントのJim Zafarana氏(左)と「West Coast Customs」のRyan Friedlinghaus氏
  • GMC「ユーコン」をベースにしたHPカー。外装だけなく内装もカスタムされている
  • キーノートでもHPカーに乗りつけて登場
  • 制作現場を模したブース
  • 制作現場を模したブース
  • HP Latexインク搭載の大判プリンター L26500。61インチサイズの印刷に対応する
  • HP LatexインクでプリントしたカッティングシートでモディファイされたHPカー
  • HPコマーシャルソリューションビジネスユニットのバイスプレジデントのJim Zafarana氏(左)と「West Coast Customs」のRyan Friedlinghaus氏
 今回のGIS(Global Influencer Summit)でHPがとくに力を入れて訴求していたのは、中小企業(SMB)に対するビジネスの強化だ。キーノートやテーマ別セッションでは、かなりの時間を割いて中小企業向けのソリューションを紹介した。

 キーノートでは、アメリカ西海岸でTシャツから自動車のバイナルグラフィックス、カッティングシートまでを手がける「West Coast Customs」のRyan Friedlinghaus氏がHPロゴを車両全体にあしらった“HPカー”に乗って登場。同社では、アメリカ国内のみならず、日本やロシア、中国といった世界各地の顧客から西海岸カスタマイズの要望をヒアリングし製品を届けているという。

 また、「Tool of the Trade」と題されたテーマ別のセッションでもFriedlinghaus氏が登場し、実際に機器をどのように活用しているかを具体例を交えて説明した。

 Friedlinghaus氏によれば「バイナルグラフィックスの場合、まず顧客からのアイディアを聞き、それをもとにラフデザインを起こしHPのDesignjet(大判プリンタ)で出力して具体的なイメージに落とす」とのこと。「以前はKinko'sに行っていたが、プリンタとワークステーションの導入で、これを職場でできるようになったので顧客対応の迅速化につながった」。

「ワークステーションによるラフスケッチ、シミュレーション、デザイン、仕様決めからプリンティングによるシート生産に至るまで、全てHPの製品で対応できる。数多くの受注をもらうと、制作に費やす時間に制約が出るので、厳しい納期の中で集中して取り組める環境が必要。ウチのような小さい規模の会社がリテールストアから生産まで自社で実現できた背景には、HPのシステム導入の恩恵が大きい」とFriedlinghaus氏は説明した。
《北島友和》
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