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「定年まで同じ会社で」……新入社員の65%が意識調査で回答

エンタメ 調査
アンケートの調査概要
  • アンケートの調査概要
  • 新入社員の就労意識
  • 同じ会社で働きたい(地区別)
  • 新入社員の出世欲
  • 出世したい(地区別)
  • 給料と残業に対する考え方
  • 残業が多くても給料が増えればより(地区別)
  • 会社・職場に望むこと
 三菱UFJリサーチ&コンサルティングは4月24日、「2012年度 新入社員意識調査アンケート」の結果を発表した。

 調査は、同社が今年4月に東京、名古屋、大阪にて開催した新入社員向けセミナー計25講座の受講生1,297名(企業数418社)を対象にアンケートを実施したもの。

 新入社員の就労意識について、「定年まで同じ会社で働きたい」「自分に向かないと思えばすぐに転職したい」のどちらの考えに近いかを尋ねた質問では、「定年まで同じ会社で働きたい」が65%となった。地区別でみると、大阪地区は「同じ会社で働きたい」が69%で他の地区に比べて安定雇用志向が高いことが伺える。

 次に新入社員の出世意欲について、「出世したい」「出世しなくても好きな仕事を楽しくしたい」のどちらの考えに近いかを尋ねた質問では、「出世しなくても好きな仕事を楽しくしたい」が63%となった。地区別にみると、大阪地区は「出世したい」が47%で他の地区に比べて出世意欲が高いことがわかる。

 給料と残業に対する考え方については、「残業が多くても給料が増えればよい」「給料が増えなくても残業がない方がよい」のどちらに近いかを尋ねた質問では、それぞれ51%と49%で拮抗する結果となった。地区別に比較すると、大阪地区は「残業が多くても給料が増えればよい」が55%で、他の地区に比べると残業をいとわない傾向がみられる。

 「会社・職場に望むこと」「仕事・職場生活に関して不安に感じていること」「理想の上司のタイプ」について尋ねた質問では、いずれも「人間関係」を重視する回答が高い結果となった。

 また、「気が合わなくても仲良くすべき」「気の合わない人との仕事は勘弁してほしい」のどちらの考えに近いかの質問に対しては、91%が「気が合わなくても仲良くすべき」と回答している。「会社の人と時々飲みに行きたい」「会社の人と飲みにいくのは気が進まない」のどちらの考えに近いのかという質問に対しては、87%が「飲みに行きたい」と答えている。

 社会人としての自分に「自信のあるもの」「欠けているもの」を選択肢の中から選んでもらった結果では、「自信のあるもの」は「協調性」「忍耐力」、「欠けているもの」は、「積極性」「創造力」が多い結果となった。また、自分の能力向上のために何かしているかを尋ねた質問では、「何かしている」が34%だった。

新入社員の意識調査「出世しなくても好きな仕事を楽しく」63%

《前田 有香》
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