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東芝、IAサーバ「MAGNIA Storage Server」ラインアップを一新……Storage Server 2008 R2採用

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 東芝は3日、IAサーバ「MAGNIA(マグニア)シリーズ」の新製品として、MAGNIA Storage Serverのラインアップを一新し、ラックモデル2機種、コンパクトモデル1機種の合計3機種の販売を開始した。

 新シリーズは、1Uラックマウント型の「MAGNIA R1310a/SS」は拡張性に重点を置いた最上位モデル、「MAGNIA R1310a/WS」はiSCSIターゲットに対応し、仮想環境の共有ディスクなどを想定したモデル、コンパクトタワー型の「MAGNIA C1300a/WS」はコンパクトな廉価モデルとなる。新シリーズでは、OSに「Microsoft Windows Storage Server 2008 R2」を採用。また電力上限制御機能などの省電力技術を搭載した。

 Server Message Block(SMB)2.1プロトコルのサポートにより、Windows 7クライアントやWindows Server 2008 R2のサーバから高速で快適なネットワークアクセスを可能とした。新たにWorkgroupモデルでもiSCSI3.3ブロックI/Oストレージをサポートしたことで、安価にSQL Server、Microsoft SharePoint、Exchange ServerおよびHyper-Vの仮想マシンやVMwareなどのVHDファイルといったオペレーティングシステムに対し、iSCSIターゲットとして利用できる。

 ラックモデルの「MAGNIA R1310a」は、インテルXeonプロセッサーE3-1260Lを採用し、さらに電源も低消費電力タイプの80PLUS GOLDを採用し、従来モデル「MAGNIA 1105R」から、206Wと18%削減した。コンパクトモデルの「MAGNIA C1300a」は、80PLUS SILVERを採用し、「MAGNIA CT400」から117Wと26%削減した。また動作温度の上限が40度と5度高めになった。これにより従来よりも空調使用を控えることができ、空調が故障などで使用できない場合でも従来よりも安定して動作できる。「MAGNIA R1310a」では、消費電力量が制限された場合でも制限値を超過することがないように、CPUの使用率を制限する電力上限制御機能を標準で搭載した。
《冨岡晶》
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