カルピス、被災地の保育所で「ひな祭り」に元気をプレゼント | RBB TODAY
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カルピス、被災地の保育所で「ひな祭り」に元気をプレゼント

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「ありんこのアリー」の読み聞かせ
  • 「ありんこのアリー」の読み聞かせ
  • 笑顔で乾杯!
  • マジックショーでは水が!?
 カルピスは、東日本大震災の被災地である福島県の保育園で3月1日、「第6回 CALPISひなまつり読み聞かせイベント」を開催した。

 同社社員3名が歌のお姉さんとともに福島市の福島隣保館保育所を訪問し、約70名の園児に、絵本の読み聞かせのほか、お菓子当てクイズ、ダンス、マジックショーを行うと、子どもたちからは大きな歓声が上がったという。

 マジックショーでは、水が一瞬で「カルピス」に変わる手品が披露され、子どもたちは目を丸くしながら驚いたという。また、メインイベントである読み聞かせでは、“相手を思う気持ちを育む”をテーマに思いやりの心の大切さを伝える、カルピス絵本30作目の「ありんこのアリー」(金の星社刊)を社員が役になりきって読み聞かせた。

 イベント終了後、保育士は「震災以降、外で自由には遊べない子どもたちに、読み聞かせや歌遊びなど普段とは違ったイベントを企画してくれると助かります。子どもたちはとてもこの会を楽しみにしていて、本当にキラキラと目を輝かせて見入っていたのが印象的でした。」とコメントした。

 参加した社員も、「笑顔を届けようと思って訪問したが、みんなが笑顔で迎えてくれて、かえって私たちが元気をもらった」(商品開発センター・根本圭美さん)、「たくさんの子どもたちとふれあい、おしゃべりもできて楽しい時間を過ごせた」(生産技術センター・伊藤夏帆里さん)、「実際に保育所に訪問して、『カルピス』を喜んでくれる子どもたちに会えたのがうれしかった」(業務用事業部・山重雄一朗さん)と感動した様子だったという。

 同社では、創業者の三島海雲氏の、ひな祭りに飲まれる白酒に見立てた「カルピス」でひな祭りを楽しく祝ってほしいとの想いから、1963年に「カルピスのひなまつりプレゼント」を開始。2007年にはこの時期に合わせ、社員が幼稚園や保育園を訪問して「CALPISひなまつり読み聞かせイベント」を開始した。さらに、2008年からは、カルピスの誕生日である七夕の時期にもイベントを行っているという。

 カルピスでは同様のイベントを、3月2日に宮城県亘理郡亘理町でも開催。3月6日にも宮城県で開催する予定だ。
《田村 麻里子》
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