カナダのResearch In Motion(RIM)は21日(現地時間)、タブレット向けの独自OS「BlackBerry PlayBook OS 2.0」を発表した。メールをはじめ様々な機能が大幅に強化されている。 同OSはスマートフォンのBlackBerryとは全く異なる独自開発のタブレット用OSで、昨年発売されたタブレット「PlayBook」に搭載されたOSのアップデート版となる。現在のところ、同OSが動作するタブレットはこの1機種のみだ。PlayBookのユーザーは発表されたアップデート版を無料でダウンロードして利用できる。 前バージョンでは電子メール、カレンダー、連絡先などのアプリが搭載されない非常にシンプルな仕様だったが、ユーザーに受け入れられず、今回のアップデートではこれらの機能を大幅に増強した。メールクライアントはもちろん、ビジネスで必須のドキュメント編集機能なども採用されている。また、連絡先やカレンダーはFacebookやTwitterに対応しているほか、一部のAndroidアプリが使えるようになった。 PlayBookはiPadと競合する位置づけの製品だが、投入のタイミングが遅かったこともあって販売は低迷。今年に入ってからは大幅な値下げを実施するなどテコ入れを図っている。RIMはスマートフォンもシェアが著しく低下しており、CEOを交代して経営立て直しを図っている。PlayBookについても値下げとOSアップデートにより販売が上向くか注目される。
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