リコーは2日、ユニット交換式デジカメラ「GXR」用の交換ユニット「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」を発表した。販売開始は3月下旬。価格はオープンで、予想実売価格は60,000円前後。 パシフィコ横浜（神奈川県横浜市）で開催される「CP＋（CAMERA ＆ PHOTO IMAGING SHOW）」（2月9日～12日）において同製品のタッチ＆トライを実施する予定。 「GXR」は、レンズが一体となったカメラユニットを本体に交換/装着して使用するユニット交換式のデジタルカメラ。今回の「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」は交換ユニットで、単体での本体サイズ/重さは幅71.4×高さ70.5×奥行き93.3mm/約350g、ボディ装着時では幅113.9×高さ74.7×奥行き98.5mm/約550g。 同製品は、新開発の24～85mm（35mm判換算）の光学3.5倍ワイドズームレンズと有効画素数1,620万画素でAPS-CサイズのCMOSセンサー、「Smooth Imaging Engine IV」を搭載。高精細画像の撮影に対応するモデルとなる。 記録形式はJPEGやJPEG＋RAWの同時記録のほか、新たにRAWのみの記録が可能。ハイライトでの白飛びや暗部での黒つぶれを軽減する「ダイナミックレンジ補正」を搭載するほか、1EVまたは1/3EV単位でISO感度のステップ設定に対応。ISO感度の異なる3枚の画像を撮影・記録するISOブラケット機能を装備するなど、撮影機能と操作性を高めた。 フォーカシングにおいては、スポットAFのAFエリアサイズをノーマルとピンポイントの2種類から選択可能。マニュアルのフォーカスアシスト機能を備えた。また、多彩な撮影表現を楽しめるシーンモードに「ソフトフォーカス」「クロスプロセス」「トイカメラ」「ミニチュアライズ」「ハイコントラスト白黒」の5種類を追加し、解像度1,280×720ピクセルの動画撮影機能を装備するなど、さまざまな機能を備える。
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