【CES 2012】マイクロソフトがCES最後の基調講演、注目集めるも…
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CESは世界最大の家電見本市であり、その基調講演は新製品を発表するのにもっとも効果的なチャンスとされる。マイクロソフトは長年にわたってCESの象徴として広いブースの出店と基調講演を行なってきたが、今年を最後にCESから撤退すると表明している。
マイクロソフトの基調講演は今回が最後であるだけでなく、同社は数カ月後に「Windows 8」の発表も控えているため、例年以上に大きな注目を集めた。
講演の内容は多岐にわたったものの具体的な内容は乏しく、同社のゲーム機「Xbox 360」向けのデバイスであるKinectの販売台数が1800万台を超えたことや、Xboxの販売台数が6600万台を超えたことなどが明かされた程度だった。注目のWindows 8についても既報以上のサプライズはなかった。
マイクロソフトにとって重大な発表は独自のイベントで行う戦略であり、CES撤退もその戦略の一環と見られている。ノキアのWindowsPhoneやサムスンの新しいノートPCなど発表すべきニュースはあったが、それぞれパートナー企業に発表をあえて譲り、静かに最後の基調講演を終える演出を選んだと見られる。