12日、米国アップル(Apple)は、「Mac App Store」からのダウンロード本数が開始から1億本を超えたことを発表した。2011年1月6日のオープン以来、1年足らずでの記録達成となった。 「Mac App Store」はMac OS上で動くアプリケーションを販売するプラットフォームで、App StoreのエクスペリエンスをMacにももたらすことが狙い。iTunesのアカウントを利用して、アプリ検索からダウンロード、インストールするまでの操作をワンステップで実現。 なお、AppleのApp Storeでは50万種類以上のアプリケーションが提供されており、これまでに180億本以上のアプリケーションがダウンロードされたほか、現在も月10億本以上のペースでダウンロードが続いているという。 同社のワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラーは、「App Storeは開始後わずか3年間でモバイル向けのアプリケーションの入手の仕方を変えてしまいました。そして今、Mac App Storeがこれまでのパソコン用ソフトウェア業界を変えつつあります。開始後1年を待たずに1億本以上がダウンロードされたMac App Storeは、世界最大かつ最速で成長しているパソコンソフトウェアのストアです」とコメント。 Mac App Storeは、教育、ゲーム、グラフィック&デザイン、ライフスタイル、仕事効率化、ユーティリティといったカテゴリーの何千ものアプリケーションを提供しており、カテゴリーを検索して、有料や無料のアプリケーションのトップチャートやユーザによる評価やレビューを閲覧できる。Mac App StoreはMac OS X Lionに標準で利用でき、Mac OS X Snow Leopardからはソフトウェアアップデートとして入手できる。
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