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【地震】福島第一原子力発電所の状況(12月1日午後3現在)

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東京電力福島第一原発、原子炉建屋カバー屋根パネル(10月14日)
  • 東京電力福島第一原発、原子炉建屋カバー屋根パネル(10月14日)
  • 福島第一原子力発電所
 東京電力が12月1日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※12月1日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへの移送を開始。

※11月30日午後1時45分、2号機原子炉圧力容器へ窒素封入操作開始。同日午後2時47分、窒素流量が上昇しないことが確認されたため、窒素封入作業を一時中断。なお、2号機原子炉格納容器内への窒素ガス封入は継続中。その後、原因を調査した結果、当該作業手順書に記載漏れの弁が存在し、その弁が閉まっていたものと判明。12月1日午前10時46分、2号機原子炉圧力容器へ窒素封入操作開始。同日午前11時、窒素封入量が予定の5立方メートル毎時へ到達。また、本操作に伴い、2号機原子炉圧力容器および原子炉格納容器内への窒素封入量と、ガス管理システムからの排気量のバランスをとるため、同日午後0時10分、ガス管理システムからの排気量を約22立方メートル毎時から約34立方メートル毎時に調整。

※12月1日午後1時21分、3号機使用済燃料プールへ循環冷却系を用いたヒドラジンの注入を開始。同日午後2時56分、ヒドラジンの注入を終了。

※11月30日午後11時13分、2号機使用済燃料プール代替冷却システムにおいて、一次系ポンプの出入口の流量差が大きいことを示す警報が発生し、当該システムが自動停止。なお、同日午後11時34分、現場を確認したところ、漏えい等の異常は確認されず。同日午後11時時点の使用済燃料プール温度は22.7度、予想される温度上昇は0.3度毎時であり、安全上十分な余裕があることから、12月1日午前中に調査予定であったが、点検・修理内容等について検討した結果、点検・修理機材の準備に時間を要することから、12月2日に点検・修理を行うとともに、原因調査を実施する予定。なお、12月1日午後1時現在、使用済燃料プール水温度は23.8度(11月30日午後11時点より1.1度の上昇)であり、温度変化が小さいことから、システムの停止を当面継続しても使用済燃料プール水温度に問題はない。
《RBB TODAY》
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