自宅用飲料水、重視するのは「美味」より「安全」……ネックは「コストとのバランス」 | RBB TODAY

自宅用飲料水、重視するのは「美味」より「安全」……ネックは「コストとのバランス」

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あなたが自宅用の飲料水に求めるものをひとつだけ選ぶとしたら、次のうちどれですか?
  • あなたが自宅用の飲料水に求めるものをひとつだけ選ぶとしたら、次のうちどれですか?
 “安全な水”を確保するためにさまざまな対策を行う家庭が増えている。アイシェアは30日、「自宅用飲料水対策サービス」に対する意識と対策の実態調査結果を発表した。

 オフィス需要を中心に拡がってきたウォーターサーバでは、エリア限定のものも含め事業者が40社を超え、一般家庭にも本格的に普及が始まっているという。また、飲料メーカーと同水準の安全性を確保するという“安全な水”を家庭の水道水から製成できる機器を提供するサービスも登場している。韓国の生活環境家電メーカーであるコーウェイが提供する浄水器もその1つで、逆浸透膜フィルターと呼ばれるろ過機能を搭載しており、すでに世界で約300万世帯の利用実績がある。今回の調査はこういった背景を受けてのもので、期間は11月8日~9日で有効回答数は1,166名。

 まず回答者全員に、「自宅の水道水を、煮沸や浄水器などで“ろ過”せずに、そのまま飲むことに抵抗があるか」を尋ねたところ、53.3%が「抵抗がある」と回答した(「とても抵抗がある」18.4%と「少し抵抗がある」34.9%の合計)。男女別に見ると、男性が45.3%だったのに対して、女性は65.5%と高水準。また、自宅用の飲料水に「安全」と「美味しさ」のどちらを求めるかを聞いたところ「安全」が78.3%で、「美味しさ」の21.7%を大きく引き離したことからも「安全」に対する意識の高さがうかがえた。

 次に、「自宅の飲料水に対して何らかの対策を行っているか」を尋ねたところ、「行っている」は全体の51.3%となり、「行っていない」を上回った。男女別では男性対策者が42.3%だったのに対し、女性では64.9%と差がついた。また、未婚者では45.1%、既婚者では55.0%と、婚姻状況でも差が出た。

 実際に「メインで行っている飲料水への対策」を挙げてもらったところ、「浄水器を設置(逆浸透膜フィルター搭載以外)」が46.2%でトップ、以下「市販のミネラルウォーターを購入」が28.8%、「スーパー等に設置のミネラルウォーター給水サービスを利用」が12.0%と続いた。また、「逆浸透膜フィルター搭載の浄水器を設置」は4.8%で、1位と合計すると『浄水器を設置』が51.0%と過半数に達した。なお、「家庭用ウォーターサーバを設置」も4.3%となっており、いずれも一般家庭への普及が始まった段階と言えそうだ。

 メインで行っている対策を属性別に見てみると、未婚者、子どもがいない人で「市販のミネラルウォーターを購入」がともに3割半と高いのに対して、既婚者の合計54.5%、子どもがいる人の合計58.3%が『浄水器を設置』と、対策の違いが浮き彫りとなった。また、これらメインの対策によって得られる水が“安全”だと「思う」と答えたのは対策者全体の79.1%と、ほとんどの人が現状の対策に「安全」と感じていることがわかった。

 メインで行っている対策別でコストパフォーマンスに対する評価がもっとも低かったのは「市販のミネラルウォーターを購入」で、54.1%が『悪い』と回答。もっとも評価が高かったのは「スーパー等に設置のミネラルウォーター給水サービスを利用」で、94.4%が『良い』と回答。「逆浸透膜フィルター搭載の浄水器を設置」と「家庭用ウォーターサーバを設置」への評価では、それぞれ6割以上のが『良い』としており、「逆浸透膜フィルター搭載の浄水器を設置」では『とても良い』が31.0%とすべての施策のなかで1位となった。ろ過機能の高さによる「安全性の確保」と、「水の購入を必要としない」ことが要因とみられる。デメリットについても聞いたところ「お金がかかる(57.9%)」が全体の1位、2位は「設置・保管スペースが必要になる(21.7%)」、3位に「メンテナンスが面倒(17.6%)」となった(複数回答)。

 最後に自宅用の飲料水対策でひと月あたり平均いくらかかっているか答えてもらったところ、もっとも多かったのは「1000~3000円未満(38.5%)」。メインの対策別に見てみると「その他」の対策者以外、1位の平均投資金額は全体と同様だったが「市販のミネラルウォーターを購入」では26.2%、「家庭用ウォーターサーバを設置」では28.6%が「3000~5000円未満」と回答し、1位となっており、他の対策に比べて投資額が高いことがわかった。
《冨岡晶》

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