手のひらサイズに機能を凝縮、HD動画撮影にも対応した「Sony Ericsson mini」……イー・モバイル | RBB TODAY
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手のひらサイズに機能を凝縮、HD動画撮影にも対応した「Sony Ericsson mini」……イー・モバイル

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国内の端末のうち最小・最軽量で、手のひらにスッポリと収められるワンハンドスマートフォンという位置づけ。これでHD動画の撮影にも対応
  • 国内の端末のうち最小・最軽量で、手のひらにスッポリと収められるワンハンドスマートフォンという位置づけ。これでHD動画の撮影にも対応
  • ソニー・エリクソン製のスマートフォン「Sony Ericsson mini」。イー・モバイルとして初のソニー・エリクソン端末となる
  • イー・アクセス執行役員副社長の阿部基成氏
  • SonyEricsson Mobile Communicationsのグレッグ・バーナー氏(Head of Product Business Line)
  • 外形が約W52×H88×t16mmで、重さ99gというコンパクトなボディ。実際に手にしてみると、思った以上に小さく感じる
  • HDカメラがある本体背面。背面は丸みを帯びており、手のひらにフィットするデザインだ
  • 外部端子にはmicroUSB、3.5mmオーディオジャックがある。ヘッドフォン、ヘッドセット、USBケーブルを挿すと、設定したアプリが自動起動する
  • コントラストの向上と輪郭強調技術を組み合わせた「モバイルブラビアエンジン」によって高品質な映像表現が可能
 イー・モバイルは10月13日、東京・虎ノ門の本社において、国内で最小・最軽量となるソニー・エリクソン製のスマートフォン「Sony Ericsson mini」を発表した。

 イー・モバイルとして初のソニー・エリクソン端末となるもの。すでに海外では「Xperia mini」として発売されているが、さらにイー・モバイル仕様ではPocket WiFi機能などを加え、国内で「Sony Ericsson mini」という名称で発売する。国際ローミングに対応するほか、SIMロックフリーモデルのみの販売となる。

 発表会では、イー・アクセスの阿部基成氏や、SonyEricsson Mobile Communicationsのグレッグ・バーナー氏が挨拶に立った。阿部氏は「国内最小・最軽量99gという、手のひらにスッポリと収まる"ワンハンドスマートフォン”だ。HDムービー、音楽プレ−ヤ、WiFiという三役の機能を、これ一台で楽しめる。こうした新しいコンセプトと、低料金設定によって、他社製品との差別化を図っていきたい」と自信をみせた。

 またパートナーであるグレッグ・バーナー氏は「我々の戦略は、コミュニケーションエンターテインメント分野でリーダーになること。音楽・映像などクラス最高のエンターテインメントを融合し、コミュニケーションを楽しめるようにする。Sony Ericsson miniでは、ハイペックでコンパクトな製品を求めるユーザーの要望に応え、新しくワクワクする体験を実現できる我々の戦略を反映した。エモーショナルな側面と優れた機能を兼ね備えた、人間工学に基ずくデザインに仕上げた」と述べた。

 Sony Ericsson miniは、外形が約W52×H88×t16mmで、重さ99gというコンパクトなボディの中に、さまざまな機能が凝縮されている点が大きな特徴。コントラストの向上と輪郭強調技術を組み合わせた「モバイルブラビアエンジン」によって、youtubeの動画や、撮影した高品質映像を精細に再生できる。500万画素のオートフォーカスカメラは、「笑顔検出」「自動シーンセレクション」「手ぶれ補正」など機能も充実している。動画は720p(1280×720ピクセル、最大30fps)のHDに対応している。

 また画面の四隅にショートカットを置ける独自のユーザーインタフェースによって、コンパクトながら親指ひとつですべての操作に対応できる特徴もある。ここでショートカットを自由にカスタマイズでき、最大16個のアイコンを配置することが可能だ。Facebook、Twitter、SMS、着信不在など、よく使う機能の履歴をアプリケーションの切り替えなしで時系列で表示できる「Timescape」も搭載。PCから音楽や動画、写真などを簡単に転送する「Media Go」や、ミュージッククリップにかざすだけで楽曲情報を入手できる「TrackID」、さらにカレンダーやアドレス帳の同期も可能な「PC Companion」も用意。もちろんウィジェットから簡単に起動できる「Pocket WiFi機能」や「Bluetooth機能」も標準で装備。このほか、FMラジオ機能で音楽を楽しんだり、DLNAサーバ機能によってPlayStationなどのDLNAクライアント対応機器とコンテンツをワイヤレス共有したりと機能が満載だ。

 OSはAndroid2.3で、CPUにはQualcommの Snapdragon MSM8255(1GHz)、512MB・RAM、320MB・ROM(ユーザー使用空き領域)+ 最大32GB(microSD)を搭載。3インチTFT液晶画面の解像度は480×320ピクセル(HVGA)。連続通話時間は約270分。カラーバリエーションはブラックとホワイトだが、ダークブルーとダークピンクのリアカバーも付属。オプションサービスとして、スマートフォン紛失時のデータ保護やウイルス対策が行える「EM セキュリティ for Android powered by Symantec」(315円)や、全国1万5000箇所以上のエリアで公衆無線LANサービスを利用できる「EM Wi-Fi SPOT by エコネット」(380円)も選択できる。

 発売は2011年10月28日から。気になる価格だが、端末は契約種別に「ベーシック」が3万9800円、2年間の継続利用が前提となる「シンプルにねん」が2万9800円、「シンプルにねん+アシスト1200」が100円となる。シンプルにねんとシンプルにねん+アシスト1200は、3万9800円から長期契約割引額が適用された価格となる。イー・アクセスでは、Sony Ericsson mini11の発売にあわせ、11月1日から新割引サービス「月額割」を開始。これは端末購入と同時に「スマートプラン」を契約したユーザーの月額料金を最大1100円割引くサービスだ。こちらを適用した際には、月額料金はシンプルにねんが3795円、シンプルにねん+アシスト1200が4995円となる。いずれにしても、データ通信が使い放題で5台までテザリングできて、この価格ならお買い得感があるといえるだろう。
《井上猛雄》
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