埼玉県、狭山茶14銘柄で規制値超える放射性物質 | RBB TODAY
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埼玉県、狭山茶14銘柄で規制値超える放射性物質

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暫定規制値(放射性セシウム 500ベクレル/kg)を超えたもの
  • 暫定規制値(放射性セシウム 500ベクレル/kg)を超えたもの
  • 埼玉県の告知
  • 検査済みシール
 埼玉県は12日、狭山茶の調査で、一部の製品から規制値を超える放射性物質が検出されたと発表した。

 県では東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、5月~7月に県産の生茶、荒茶、製茶、飲用茶、計38検体について放射性物質検査を行ってきたが、結果はすべて暫定規制値以下だった。しかし9月になって国が調査したところ、一部の製品から、規制値を超える放射性物質が検出された。これらは「若芽・早摘み」であることが判明したという。埼玉県では若芽・早摘みの製品は調査対象としていなかったという。

 10月12日時点で、若芽・早摘みの調査が終了し、140茶商、365銘柄のうち国の暫定規制値を超えたものは14銘柄、規制値以下のものは351銘柄で、超過した銘柄の割合は3.8%だった。若芽・早摘み以外の一般的な製品については、現在調査を行っており、10月20日までに公表する予定。

 県では暫定規制値以下の銘柄だけに検査済みのシールを貼って順次店頭に並ぶようにし、検査結果については、県のホームページに市町名、製造者名、製品名、検出数値を掲載する。

 なお、お茶はお湯で抽出して飲むため、飲用段階の濃度は30分の1以下に薄まり、健康に影響を与えるレベルではないとしている。
《RBB TODAY》
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