【地震】原子炉建屋を覆うカバー設置計画が発表……放射性物質の飛散抑制 | RBB TODAY
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【地震】原子炉建屋を覆うカバー設置計画が発表……放射性物質の飛散抑制

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カバー施工検討模型
  • カバー施工検討模型
  • 図1:福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋カバーのイメージ
  • 図2:柱・梁嵌合(かんごう)結合
  • 図3:レーザースキャンデータと建物データの合成1
  • 図4:レーザースキャンデータと建物データの合成2
  • カバーユニット仮組み(小名浜港)(6月12日撮影)
 東京電力は14日、福島第一原発の原子炉建屋を覆うカバー設置計画を発表した。放射性物質の飛散抑制と、原子炉建屋への雨水などの侵入防止を目的としたもの。

 同社は、カバーの設置はあくまで応急的措置としており、「可能な限り早く設置する」としている。カバーは南北約47m×東西約42mの長方形で高さは地上から約54mの大きさ。鉄骨と膜材(塩化ビニル樹脂コーティング・ポリエステル繊維織物)で原子炉建屋を覆う。

 同社によれば、カバーの設置に際し、通常作業員の長時間の立会いが必要となるが、今回のケースでは作業員の被ばく量を抑えるためにもそれが困難となる。そこで柱や梁、桁の接合などに用いられる方法「仕口」を応用し、接合部のズレを自動的に補正することによって、作業員による長時間の立会いを不要としたという。

《RBB TODAY》
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