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ひかりTV、ショッピング拡大と新モバイルプランで会員数増を狙う

エンタープライズ 企業
代表取締役社長 板東浩二氏
  • 代表取締役社長 板東浩二氏
  • 代表取締役社長 板東浩二氏
  • 9月末の時点で165万人となり、2012年末には当初目標の190万人に
  • 西武ライオンズ対日本ハムファイターズの試合では、両方の応援ツイートを出して好評を得た
  • 8月から対応している見逃し視聴コンテンツ
  • VODの視聴は1ヵ月あたり2000万回に
  • 14時から19時までがVODのピーク
  • 新たに連携するショッピング
 NTTぷららは12日、本社で「ひかりTV」の現状と今後の展開と題した説明会を開催した。

 代表取締役社長 板東浩二氏は、まず「ひかりTV」の会員数が9月末の時点で165万人となり、当初目標の190万人(2012年3月末)に向けて順調に伸びているとアピールした。

 上期に実施された取り組みとしては、VODをスマートフォンやタブレットで視聴できる「ひかりTVどこでも」を、現行プランのオプションとして8月から提供開始。10月3日からは、AKB48が出演するひかりTV独占「AKB48本格コント番組」を「ひかりTVどこでも」でも提供開始しているほか、映画、ドラマ、アニメなど人気作品3000本を見放題で提供。自主放送チャンネルのラインナップを揃えた施策などが紹介された。

 さらに見逃し視聴コンテンツの充実を図っている。見逃し視聴については、8月からNHKオンデマンドに加え、フジテレビOnDemand、TBSオンデマンド、テレ朝動画、日テレオンデマンド、TV TOKYO digital 7といった在京キー局全局の見逃し視聴に対応した。この見逃し視聴が好評で、1ヵ月の視聴回数は2010年度上期に比べ、2011年度上期は40%増。1ヵ月あたり2000万回視聴されている。この数は、会員一人あたりすると1ヵ月に10回以上という計算になる。板東社長は「VODの利用が進み、視聴が習慣化した」と話す。

 また、スマートフォンやタブレットなどでVODを視聴できる「ひかりTVどこでも」サービスについて、年内を目標にモバイル専用プランを用意する。月額料金1,000円で数千本のビデオが見放題の「すまほバリュープラン」と、月額料金350円で数百本のビデオが見放題の「すまほエントリープラン」が用意される。先日NTTドコモから発表になった富士通製のタブレット「ARROWS Tab LTE」にはプリインストールされ、東芝製「REGZA Tablet」では“東芝プレイス”で提供予定となっている。

 さらに放送コンテンツのHD化を推進していく。2010年10月から地デジを含む全96チャンネルを提供し、そのうち73チャンネルをHDで提供する。全チャンネル数のうち、業界最大級の76%がHDに対応する。

 今後(下期)の目玉としては、「ひかりTVショッピング」の拡大と前述の「ひかりTVどこでも」の新プラン提供が挙げられる。「ひかりTVショッピング」については、4月にジャパネットたかたとの連携を実施しているが、24日から新たに9社との連携を順次開始する。9社は、イオンsaQwa、JALUX、成城石井、大丸・松坂屋通信販売、東急ハンズ、SPORTS AUTHORITY、ジュンク堂書店、LAWSON、HMVといった名前が挙がっている。これと同時に画面のリニューアルを行うとともに、当初は厳選した商品約1,000点を提供する。

 なお、放送コンテンツについては、地デジを含む全96チャンネルを提供し、そのうち73チャンネルをHDで提供。見放題も54チャンネル中43チャンネルがHDとなる。
《RBB TODAY》
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