NTTドコモは11日、首都直下型地震などへの対策として、東京都内5か所、神奈川県2か所、埼玉県、長野県、新潟県のそれぞれ1か所に「大ゾーン基地局」を設置したことを発表した。 「大ゾーン基地局」は、広域災害・停電時にも人口密集地の通信を確保することを目的としたもので、通常の基地局とは別に、半径約7km、360度のエリアをカバーする災害時専用の基地局。今回、10月6日に10か所の「大ゾーン基地局」が設置された。設置が完了したのは東京都（千代田区、港区、墨田区、渋谷区、立川市）、神奈川県（横浜市、川崎市）、埼玉県（さいたま市）、長野県（長野市）、新潟県（新潟市）。 大ゾーン基地局の設置数は、今回10か所に設置したことで、すでに設置した2か所（名古屋市・岐阜市）とあわせ、合計12か所となる。2011年内に全国で合計約100か所に設置する予定。東京都は、合計6か所への設置を予定しており、残り1か所は、港区に設置する予定（2011年内）。
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